去る4月18日日曜日絶好のお花見日和に,日比野克彦さん登場!
「懐かしいなあ」なんていいながら,数えてみたらなんと実に8年ぶりの新津訪問です。
そう,当館で日比野さんの個展を開催させていただいたのも,
2002年日韓ワールドカップの年のことでした。
Jリーグ・アルビレックス新潟の,当時の監督反町康治さんと
熱いサッカートークを繰り広げていただいた,まさにその部屋でのワークショップ。
盛り上がらないわけがありません。
全国で展開していくというこのワークショップシリーズ,
とってもにわか仕立ての企画だったにもかかわらず
たくさん集まった古着の山!
そして駆けつけてくださった70人を超える人の山!!!
このワークショップではFIFAワールドカップ2010南アフリカ大会での,
カメルーン戦,オランダ戦のための「MATCH FLAG」2枚を制作。
日本とカメルーン,日本とオランダの旗を合体させた
日比野さんのデザインに基づいて
服をバラして布を切る人,配置する人,針に糸を通す人,ひたすら縫う人・・・
初めての顔触れなのに,布にまつわる思い出や,サッカー話をしながら
一つの大きなチームのように,見事な連携プレーを見せてくれました。。
最後に完成した旗を美術館の外へ持ち出し,
日比野さんを真中にして「ニッポンチャチャチャ!」
このフラッグはしばらく館内にも展示されたのち南アフリカへと旅立ちます。
試合会場の応援席にこのフラッグがはためくのが今から楽しみです。
マッチフラッグのお道具類は次なる沖縄会場へ,思いをこめてパス!