ワールドカップ前の国内で最後の強化試合となったキリンチャレンジカップの韓国戦が、5月24日、埼玉スタジアムで行われ、日本は2-0で韓国に敗れた。
2月の東アジア選手権で韓国に敗れている日本は立ち上がりから積極的に攻めようと試みるが、韓国の激しいプレッシャーを受けて苦戦を強いられ、前半6分にはマンチェスター・ユナイテッドMFパク・チソンに先制点を許してしまう。
その後も、中盤でボールを失うミスが続き、なかなか思うように攻撃を組み立てることができないが、FW大久保嘉人やMF本田圭祐を中心にゴールを狙った。
後半60分にはFW森本を投入するなど選手交代で活路を見出そうとするが、韓国の安定した守備をやぶれない。
逆に、試合終了前のロスタイムには、カウンターから後半途中出場のFWパク・チュヨンにペナルティエリアの中に入られてしまう。これを阻止しようと前へ出たGK楢崎がモナコFWを倒したとして、韓国にPKが与えられ、パク・チュヨンがこれを冷静に決めて2-0にした。
岡田武史監督は、「前半、相手の非常にいいプレスを受けて、なかなか中盤パスことができずにカウンターを受けた。前半0-0が目標だったが、(相手に)ヘディングのこぼれ球を拾って、シュートを決められた。先制点を決められると厳しい。後半になればある程度回せるところも出てくるが」と話した。
また、「前半、ある程度守備的にやって後半を(パスを)回せる選手でやるような戦い方も、これから考えなくてはいけないと思っている」と言った。
一方、韓国のホ・ジョンウ監督は、「日本も韓国も一生懸命プレーしていい内容の試合になった。この試合がワールドカップへ向けてプラスになってほしいと思っている。万人のお客さんの前で選手たちは冷静さを失わずにプレーしてくれた。それが今日の勝因だろう」と満足そうに語った。
韓国は25日に合宿地のオーストリアへ向けて出発し、日本は26日未明に高地合宿を行うスイスへ出発する。6月6日に南アフリカへ入る前に、5月30日にオーストリアのグラーツでイングランドと、6月4日にスイスのシオンでコートジボワールと強化試合を行う。本大会ではE組でカメルーン、オランダ、デンマークと対戦する。



































