ワールドカップ・グループステージ第2戦のオランダ戦へ向けて、日本代表チームは6月17日、午前中に南アフリカのキャンプ地で非公開練習を行った。

 

 第1戦でカメルーンに1-0で勝った日本は、現在、オランダと同じ勝ち点3ながらも得失点差でE組2位につけている。

 19日のオランダ戦に勝って、カメルーンがデンマークに勝たなければ、第3戦を待たずに日本は同組2位以内を確定して、決勝トーナメント進出を決めることができる。

 

「日本のよさを出して相手の弱点をつければ」と、練習後に話した日本代表・岡田監督だが、オランダには昨年9月の親善試合で敗れており、しかも岡田監督は「オランダはより成熟した」と警戒している。

 

大会期間中ヨハネスブルグにベースを置くオランダは、初戦でデンマークにオウンゴールとカイトの得点で2-0の勝利を上げた。

 

岡田監督は、「試合の前から同点は考えない。そういう戦い方は(その後の)デンマーク戦に響く」と話し、最初から引き分け狙いで戦うことは否定した。

 

 オランダ戦後、日本はグループステージ最終戦の6月24日の第3戦でデンマークと対戦する。

 代表チームは18日にダーバン入りし、試合会場で最終調整をする予定だ。