日本がオランダに1-0で負けた数時間後、デンマークがカメルーンに2-1で逆転勝ちを収めて今大会1勝目をあげた。
この結果、2勝を手にしていたオランダが決勝トーナメント進出を決定。デンマークと日本は勝ち点3で並んだものの、日本が得失点差でE組2位につけ、6月24日のデンマーク戦に引き分ければ2002年大会以来となるグループステージ突破が決まる。
デンマークはバックラインでのパスミスから前半10分にFWエトーに先制点を決められたが、前半33分にゴール前に走り込んだFWベントナーが右サイドからのボールに合わせて同点にした。
カメルーンは前半41分にエトーがポストを叩くなど、何度か決定機を作ったがこれを決め切れず、後半61分にベントナーのスルーパスに反応したロメダールが左足で鮮やかな決勝弾を決めた。
不屈のライオンと異名をとり、90年、94年大会の活躍などワールドカップの舞台で早くからアフリカンパワ-を見せつける存在だったが、アフリカの地で行われた今大会では2連敗を喫して、早々のグループステージ敗退が決まった。