ワールドカップ・南アフリカ大会の決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)でパラグアイと対戦する日本代表は、6月26日、キャンプ地のジョージで調整練習を行った。
前日、ルステンブルグからの移動後の練習では、グループステージ最終戦のデンマーク戦の先発組とそれ以外で分かれて調整を行なったが、この日は、フットバレーでリラクゼイション中心のセッションになった。
岡田監督は、連戦と移動からくる選手の疲労を考慮して「疲労回復を最優先した」と説明した。
対戦相手のパラグアイについては、これから映像で改めてチェックすると話したが、「非常にディフェンスが堅くて、全体でプレッシャーをかけてくる。切り替えも速く、攻撃も速い。勝負強いチーム」と話した。
6月6日にスイス合宿を経て当地に入った日本代表だったが、決勝トーナメントに進み、この日の練習でキャンプ地を離れることに。ジョージで最後の練習を終えた日本代表指揮官は「ジョージはいい場所だった。人もすごく親切で、選手も試合を終えると『早くジョージに帰りたい』と言うぐらいで、帰ってくるとほっとするところがあった。いいところでキャンプできたと思っている。ジョージには感謝しています」と語った。
チームは27日午前に当地を発って次の試合会場のプレトリアへ移動し、現地で29日の試合へ向けて練習をする予定