ワールドカップ・南アフリカ大会決勝トーナメント1回戦でパラグアイと対戦する日本代表チームは、6月27日午前、大会キャンプ地ジョージを後にして、次の試合開催地であるプレトリアへ向かった。
朝の空港には代表チームの世話をしてきたジョージ市の関係者をはじめ、約40人の地元の人が見送りに現れた。
グループステージ3戦で2得点のMF本田がチームバスから降りると、空港に集まった人々から“ホンダ・コール”が湧きおこった。
地元の人々は名残を惜しみながら、日本代表の健闘を願う声援や拍手でチームを見送り、選手らはこれに笑顔で答えていた。
代表チームは、6月6日にジョージ入りして以来、約3週間、当地に滞在してグループステージ3戦を中心に調整を行ってきたが、E組を2位で通過して、決勝トーナメント1回戦が29日に高地のプレトリアで行われるため、事前調整などのためにこの日の出発になった。チームはプレトリアに到着後、現地で練習する予定になっている。