日本代表 | アンゴラ代表 | ||||
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GK | 23 | 川口能活 | GK | 1 | ジョアン・リカルド |
DF | 2 | 田中誠▼66' OUT | DF | 2 | ジャシント |
DF | 5 | 宮本恒靖(Cap.) | DF | 5 | アレックス |
DF | 14 | 三都主アレサンドロ | DF | 3 | ジャンバ |
DF | 22 | 中澤佑二 | DF | 4 | デルガド |
DF | 31 | 駒野友一 | MF | 14 | メンドンサ▼79' OUT |
MF | 7 | 中田英寿 | MF | 7 | フィゲイレド▼87' OUT |
MF | 10 | 中村俊輔 | MF | 8 | ミロイ |
MF | 29 | 稲本潤一▼80' OUT | FW | 10 | アクワ(Cap.)▼62' OUT |
FW | 13 | 柳沢敦 | FW | 15 | マウリト▼69' OUT |
FW | 9 | 高原直泰▼79' OUT | FW | 9 | エドソン▼89' OUT |
GK | 12 | 土肥洋一 | GK | 22 | ラマ |
GK | 1 | 楢﨑正剛 | DF | 6 | アイロザ |
DF | 20 | 坪井慶介 | DF | 13 | ロコ |
DF | 25 | 村井慎二 | MF | 19 | シマン▲87' IN |
MF | 4 | 遠藤保仁 | MF | 17 | ゼカランガ▲79' IN |
MF | 30 | 阿部勇樹▲80' IN | FW | 16 | フラビオ▲69' IN |
MF | 32 | 松井大輔▲66' IN | FW | 18 | ロベ▲62' IN |
FW | 16 | 大黒将志▲79' IN | FW | 11 | サンタナ▲89' IN |
FW | 20 | チチ | |||
監督 | ジーコ(ブラジル) | 監督 | ルイス・デ オリベイラ・ゴンサルベス |
新ユニフォームでの初戦、終了間際のゴールで2005年を締めくくった
2005年の締めくくりとなったアンゴラ代表との一戦。FIFAワールドカップ本大会で着用する新ユニフォームで臨んだ日本代表は、途中出場のMF松井が試合終了間際に決勝ゴールを挙げて勝利し、2005年を白星で締めくくった。対戦相手のアンゴラは、「2006FIFAワールドカップ アフリカ予選」で、これまでワールドカップ本大会に3大会連続で出場していたナイジェリアを退け、初出場を決めたアフリカの新興チーム。これまで国際Aマッチで対戦したことはないが、2001年にアルゼンチンで開催されたFIFAワールドユース選手権でU-20日本代表が対戦し、1-2で敗れている。2006FIFAワールドカップ本大会で対戦する可能性もあり、本大会を見据えた重要な一戦となった。
アンゴラのキックオフで開始した試合は、「最初から、高い位置からプレッシャーをかける」というジーコ監督の狙い通り、序盤から日本が中盤でボールを奪い、中田英、中村が起点となって攻撃を組み立て、何度も好機をつくり出した。11分、中村の右FKに高原が頭で合わせたが、クロスバーにはじかれ、跳ね返ったボールを駒野が拾ってクロスをあげた。中田英を経由して柳沢が放ったシュートもGKに止められ、得点にはならなかった。27分にも三都主の左クロスに高原が右足で合わせてシュート。しかし、これもクロスバーを直撃し、日本が再三チャンスをつくりながらも生かしきれないまま、0-0で前半を折り返した。
前半、マークの甘さから決定的なピンチを招いたアンゴラであったが、後半に入ると、日本の攻撃を組み立てる中田英、中村へのプレッシャーを強めて、日本の攻撃を封じにかかり、53分にフィゲイレドがフリーでシュートを放つなど日本ゴールを脅かした。ジーコ監督は、膠着した状況を打開すべく、66 分に田中誠に代えて松井を投入し、3バックから4バックに変更。さらに79分には高原と大黒を交代し、オフェンスの活性化を図り、アンゴラゴールに迫った。そして、立ち上がりから何度もあったチャンスをものにできなかった日本は、電光掲示のタイマーがまもなく止まろうしていたとき、日本は中村の右からのクロスをファーサイドの柳沢がヘディングで折り返したところに、松井が頭で合わせてゴール。これが決勝点となり、日本が1-0でアンゴラに勝利した。
ジーコ監督は試合後、「ドイツへ行くのはタイトルを獲るためだという目的をもう一度考え直して、来年を迎えて欲しい」と選手に語りかけた。この時点で本大会まで200日を切っていた。日本代表は、チームとしてさらに強化を加速させ、ドイツへ乗り込むことを再確認したのだ。
川口能活KAWAGUCHI Yoshikatsu
- 1975.08.15
- 180cm 77kg
- スウェーデン戦(1997.02.13) 第28回キングスカップ
- 78(-70)
- ジュビロ磐田
田中誠TANAKA Makoto
- 1975.08.08
- 178cm 74kg
- ハンガリー戦(2004.04.25) 国際親善試合
- 29(0)
- ジュビロ磐田
宮本恒靖MIYAMOTO Tsuneyasu
- 1977.02.07
- 176cm 72kg
- ボリビア戦(2000.06.18) キリンカップサッカー2000
- 59(3)
- ガンバ大阪
中澤佑二NAKAZAWA Yuji
- 1978.02.25
- 187cm 78kg
- イラン戦(1999.09.08) キリンチャレンジ1999
- 40(8)
- 横浜F・マリノス
駒野友一KOMANO Yuichi
- 1981.07.25
- 172cm 76kg
- 中国戦(2005.08.03) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会
- 4(0)
- サンフレッチェ広島
稲本潤一INAMOTO Junichi
- 1979.09.18
- 181cm 75kg
- メキシコ戦(2000.02.05) カールスバーグカップ
- 60(4)
- ウエスト・ブロミッチ・アルビオン(イングランド)
中田英寿NAKATA Hidetoshi
- 1977.01.22
- 175cm 72kg
- 韓国戦(1997.05.21) 2002年FIFAワールドカップ共同開催記念試合
- 70(10)
- ボルトン・ワンダラーズ(イングランド)
三都主アレサンドロSANTOS Alessandro
- 1977.07.20
- 178cm 69kg
- ウクライナ戦(2002.03.21) キリンチャレンジカップ2002
- 62(5)
- 浦和レッドダイヤモンズ
中村俊輔NAKAMURA Shunsuke
- 1978.06.24
- 178cm 70kg
- 香港リーグ選抜戦(2000.02.08) カールスバーグカップ
- 56(15)
- グラスゴー・セルティック(スコットランド)
柳沢敦YANAGISAWA Atsushi
- 1977.05.27
- 177cm 75kg
- オーストラリア戦(1998.02.15) 国際親善試合
- 53(17)
- メッシーナ(イタリア)
高原直泰TAKAHARA Naohiro
- 1979.06.04
- 180cm 75kg
- シンガポール戦(2000.02.13) AFCアジアカップレバノン2000予選
- 38(14)
- ハンブルガーSV(ドイツ)
松井大輔MATSUI Daisuke
- 1981.05.11
- 175cm 64kg
- コロンビア戦(2003.06.22) FIFAコンフェデレーションズカップフランス2003
- 3(0)
- ル・マン(フランス)
大黒将志OGURO Masashi
- 1980.05.04
- 178cm 73kg
- カザフスタン戦(2005.01.29) キリンチャレンジカップ2005
- 14(5)
- ガンバ大阪
阿部勇樹ABE Yuki
- 1981.09.06
- 177cm 77kg
- カザフスタン戦(2005.01.29) キリンチャレンジカップ2005
- 4(0)
- ジェフユナイテッド千葉
土肥洋一DOI Yoichi
- 1973.07.25
- 184cm 84kg
- マレーシア戦(2004.02.07) キリンチャレンジカップ2004
- 4(-2)
- FC東京
楢﨑正剛NARAZAKI Seigo
- 1976.04.15
- 187cm 80kg
- Jリーグ外国籍選抜戦(1997.08.28) JOMO CUP '97
- 50(-56)
- 名古屋グランパスエイト
坪井慶介TSUBOI Keisuke
- 1979.09.16
- 179cm 67kg
- パラグアイ戦(2003.06.11) キリンカップサッカー2003
- 28(0)
- 浦和レッドダイヤモンズ
村井慎二MURAI Shinji
- 1979.12.01
- 174cm 70kg
- 中国戦(2005.08.03) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会
- 3(0)
- ジュビロ磐田
遠藤保仁ENDO Yasuhito
- 1980.01.28
- 178cm 75kg
- アルゼンチン戦(2002.11.20) キリンチャレンジカップ2002
- 36(3)
- ガンバ大阪
- 生年月日
- 身長 体重
- 日本代表デビュー
- インターナショナルAマッチ(FIFA公認国際試合)出場数(同得点数)
- 所属クラブ
※ インターナショナルAマッチ出場数、得点数は2009年