代表TIMELINE | SAMURAI BLUE サッカー日本代表| 日本サッカー協会

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国際親善試合

[ 2006.02.10 ] サンフランシスコ

アメリカ代表

日本代表

2	前半	0
1	後半	2

エディー・ポープ　24´
クリント・デンプシー　39´
テイラー・トウェルマン　50´

巻誠一郎　60´
中澤佑二　90´

アメリカ代表			日本代表
GK	22	ケビン・ハートマン	GK	23	川口能活
DF	3	トッド・ダニバント▼90' OUT	DF	2	田中誠▼55' OUT
DF	12	ジミー・コンラッド	DF	5	宮本恒靖(Cap.)
DF	23	エディー・ポープ	DF	22	中澤佑二
MF	5	ケリー・ザバニン	MF	4	遠藤保仁▼HT OUT
MF	8	クリント・デンプシー▼69' OUT	MF	8	小笠原満男
MF	10	ランドン・ドノバン(Cap.)	MF	14	三都主アレサンドロ
MF	13	パット・ヌーナン▼87' OUT	MF	15	福西崇史▼55' OUT
MF	17	クリス・クライン▼79' OUT	MF	18	小野伸二▼68' OUT
FW	16	ジョシュ・ウォルフ▼58' OUT	MF	21	加地亮
FW	20	テイラー・トウェルマン▼68' OUT	FW	9	久保竜彦▼HT OUT
GK	24	マット・ライス	GK	12	都築龍太
DF	6	ヒース・ピアーズ▲90' IN	GK	33	下田崇
MF	14	ベン・オルセン▲69' IN	DF	20	坪井慶介
MF	25	ブライアン・キャロル▲79' IN	DF	24	茂庭照幸
FW	7	クリス・ロルフ▲87' IN	DF	25	村井慎二
FW	9	エディー・ジョンソン▲58' IN	DF	31	駒野友一
FW	11	ブライアン・チン▲68' IN	MF	17	長谷部誠▲55' IN
			MF	19	本山雅志▲68' IN
			MF	30	阿部勇樹▲55' IN
			FW	16	巻誠一郎▲HT IN
			FW	27	佐藤寿人▲HT IN
監督	ブルース・アリーナ		監督	ジーコ（ブラジル）

2006年の初戦となったアメリカ代表との対戦は、相手の強さと速さに苦戦を強いられた

　「2006FIFAワールドカップ　ドイツ」イヤーの初戦となったアメリカ代表戦。日本は、フィジカルコンディションと試合勘の差が出て、2-3で敗れてしまった。

　対戦相手のアメリカ代表は、「2006FIFAワールドカップ　ドイツ」の北中米・カリブ海予選を1位で通過し、5大会連続8度目の本大会出場を決めた、FIFAランク7位（2006年1月現在）の強豪国。グループステージでグループEに入ったため、日本が1次ラウンドを突破した場合、ラウンド16で対戦する可能性があり、強化に向けて格好の強化試合となった。

　試合は日本のキックオフでスタート。6分、日本は素早いリスタートから、MF加地がボールを受けて、右足でミドルシュートを放つが、枠の外へ。序盤は一進一退の攻防だったが、10分過ぎからダイレクトプレーの意識を高く持ち、攻守の切り替えの速いアメリカが試合の主導権を握り、日本を圧倒した。 2006年に入り、カナダ、ノルウェーとの試合で調整してきたアメリカに対し、日本は選手の動きが重く、個々の局面で後手に回る場面が目立った。24分、アメリカは左サイドからクロスとペナルティーエリア内でトウェルマンが落とし、フリーとなったポープがそれを右足でシュートし、先制点をアメリカに奪われた。その後もアメリカが終始日本陣内でゲームを進め、39分に、デンプシーがトウェルマンとのパス交換で抜き出て右足でゴール。前半を2-0で終了した。

　後半になってもアメリカペースが続き50分、CKからトウェルマンがヘディングでゴールし、リードを3点に広げられた。試合開始時点では3-6-1、後半からは3-5-2へ変更。しかし、アメリカにリードを広げられたこの時点で、ジーコ監督はDF田中誠をMF長谷部に、MF福西をMF阿部に代え、長谷部を攻撃的MFの位置に入れ、4-4-2にシステムを変更して、打開策を図った。日本は交代で入った選手が豊富な運動量でチームを活性化し、徐々にペースを取り戻していった。60分、右サイドをドリブルで突破した加地がDFと並走しながら一瞬の隙を突いてクロス。このボールに巻が相手DFと競り合いながらヘディングでゴールし、点差を2点に縮めた。さらに、69分、ジーコ監督は小野を本山に交代し、前線の活性化を図った。

　疲れの見え始めたアメリカに対し、日本が攻勢に出るが、得点を奪うことができないままロスタイムに突入。日本はCKのチャンスを得ると、小笠原がニアサイドにクロス。このボールに走り込んだ中澤が右足で合わせてゴール。日本は土壇場で1点差に追いついた。日本は最後まで果敢にアメリカゴールに迫ったものの、タイムアップのホイッスルが鳴ってしまい、惜しくも2-3でアメリカに敗れた。