キリンカップサッカー2006
日本代表
ブルガリア代表
1
2
0 | 前半 | 1 |
1 | 後半 | 1 |
巻誠一郎 76´ | スベトスラフ・トドロフ 1´ フリスト・ヤネフ 91+´ |
日本代表 | ブルガリア代表 | ||||
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GK | 23 | 川口能活 | GK | 1 | ストヤン・コレフ |
DF | 2 | 田中誠▼61' OUT | DF | 20 | スタニスラフ・アンゲロフ |
DF | 5 | 宮本恒靖(Cap.) | DF | 3 | エリン・トプザコフ |
DF | 22 | 中澤佑二 | DF | 6 | ロセン・キリロフ |
DF | 25 | 村井慎二▼44' OUT | DF | 2 | ジフコ・ミラノフ▼HT OUT |
DF | 21 | 加地亮 | MF | 4 | ルシオ・ワグネル |
MF | 15 | 福西崇史▼61' OUT | MF | 17 | マルティン・ペトロフ (Cap.)▼86' OUT |
MF | 4 | 遠藤保仁 | MF | 8 | ゾラン・ヤンコビッチ▼26' OUT |
MF | 30 | 阿部勇樹▼83' OUT | MF | 21 | ディミタル・テルキスキー▼92+' OUT |
FW | 28 | 玉田圭司 | FW | 13 | ヨルダン・トドロフ |
FW | 36 | 巻誠一郎▼77' OUT | FW | 9 | スベトスラフ・トドロフ▼64' OUT |
GK | 12 | 土肥洋一 | GK | 12 | ニコライ・ミハイロフ |
GK | 1 | 楢﨑正剛 | DF | 5 | バレンティン・イリエフ▲HT IN |
DF | 14 | 三都主アレサンドロ▲44' IN | DF | 19 | アセン・カラスラボフ▲92+' IN |
DF | 20 | 坪井慶介 | MF | 18 | ゲオルギ・イリエフ▲26' IN |
DF | 31 | 駒野友一 | FW | 14 | バレリ・ドモフチスキー▲64' IN |
DF | 24 | 茂庭照幸 | FW | 15 | ツベタン・ゲンコフ |
MF | 8 | 小笠原満男▲61' IN | FW | 11 | フリスト・ヤネフ▲86' IN |
MF | 19 | 本山雅志 | |||
MF | 18 | 小野伸二▲61' IN | |||
MF | 35 | 長谷部誠▲83' IN | |||
FW | 9 | 久保竜彦 | |||
FW | 37 | 佐藤寿人▲77' IN | |||
監督 | ジーコ(ブラジル) | 監督 | フリスト・ストイチコフ |
キリンカップサッカー2006 結果
2006/05/09 大阪・長居スタジアム |
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2006/05/13 さいたま・埼玉スタジアム2002 |
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2006FIFAワールドカップ ドイツを目指す選手たちの熱き戦い
2006FIFAワールドカップ ドイツ登録メンバー発表まで、残された代表戦は2試合。激戦区であるFW陣の中で、巻が唯一ゴールを挙げたが、かねてから課題であったロスタイムの失点でキリンカップ初戦は黒星となった。2006FIFAワールドカップ ドイツ開幕まで1ヶ月を切った。日本代表の強化も最終段階に入り、今回のキリンカップは結果以上に、内容の求められる大会となった。一方で、メンバー選出の当落線上の選手にとっては、最後のアピールの場となる大会だった。
試合開始のホイッスルが大阪長居スタジアムに鳴り響いた直後、ゲームは動いた。前半1分、ブルガリアは左サイドからMFのM・ペトロフが大きなサイドチェンジで右サイドのスペースへ鋭いパスを通すと、ペナルティーエリア内に切り込んだFWのY・トドロフがDF中澤をかわしてクロス。ゴール前でFW のS・トドロフが軽く合わせて、ゴール右隅にシュートを決めた。ブルガリアがいきなりの先制点を挙げたのである。
4分には、日本がインターセプトからMF阿部が左サイドへロングパス。走り込んだMF村井が高いクロスボールを入れるも、ゴール前で待ち構えていたFW巻は相手DFに体を寄せられ、ボールに当てるのが精いっぱいだった。また、FW玉田へのクロスはカットされ、CKから得たチャンスでDF中澤がヘディングシートを放ったが、ゴール上へ外れるなど、ゴール前でのチャンスを活かし切れずにいた。なかでも決定的なチャンスは、24分のシーン。MF遠藤の巧みなヒールでのスルーパスをペナルティーエリア手前でパスを受けた玉田がシュートを撃ったが、ゴール右のポストに跳ね返されてしまった。そんな中、日本に悲劇が訪れる。42分、左サイドで相手選手とボールを追いかけていた村井が左足をひねり、ピッチに倒れ込んでしまい、そのまま担架でピッチの外へ運ばれ、MF三都主と交代した。
同点に追いつくべく、後半開始直後から日本は攻勢を仕掛けた。しかしゴールは遠く、なかなか得点を奪えない状態が続いた。するとジーコ監督は4 バックに切り替え、MFの小野と小笠原を投入。攻撃的なMFを2人入れることで、攻撃力の活性化を図った。そして76分、右サイドから加地がマイナス気味の低いクロス。一度はペナルティーエリアを横切ってしまうが、左サイドからこれに反応した三都主がダイレクトでシュート。コースが悪かったが、飛び出してきた巻が触ってゴール。日本代表が、試合終盤で同点に追いついた。
その後は、FW佐藤、MF長谷部と、ワールドカップ登録メンバーの生き残りをかける選手たちが次々と投入され、日本は逆転を目指した。しかし終了間際、ブルガリアが左サイドで得たFKから、土壇場で勝ち越しのゴールを挙げた。結局、日本は1-2で敗れ、「魔の時間帯」と呼ばれる試合開始間際と終了直前に失点し、キリンカップ初戦は黒星スタートとなった。
川口能活KAWAGUCHI Yoshikatsu
- 1975.08.15
- 180cm 77kg
- スウェーデン戦(1997.02.13) 第28回キングスカップ
- 84(-75)
- ジュビロ磐田
田中誠TANAKA Makoto
- 1975.08.08
- 178cm 74kg
- ハンガリー戦(2004.04.25) 国際親善試合
- 31(0)
- ジュビロ磐田
宮本恒靖MIYAMOTO Tsuneyasu
- 1977.02.07
- 176cm 72kg
- ボリビア戦(2000.06.18) キリンカップサッカー2000
- 65(3)
- ガンバ大阪
中澤佑二NAKAZAWA Yuji
- 1978.02.25
- 187cm 78kg
- イラン戦(1999.09.08) キリンチャレンジ1999
- 46(9)
- 横浜F・マリノス
加地亮KAJI Akira
- 1980.01.31
- 177cm 73kg
- チュニジア戦(2003.10.08) 国際親善試合
- 40(1)
- ガンバ大阪
村井慎二MURAI Shinji
- 1979.12.01
- 174cm 70kg
- 中国戦(2005.08.03) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会
- 4(0)
- ジュビロ磐田
福西崇史FUKUNISHI Takashi
- 1976.09.01
- 181cm 77kg
- ペルー戦(1999.06.29) コパアメリカ '99
- 58(7)
- ジュビロ磐田
遠藤保仁ENDO Yasuhito
- 1980.01.28
- 178cm 75kg
- アルゼンチン戦(2002.11.20) キリンチャレンジカップ2002
- 38(3)
- ガンバ大阪
阿部勇樹ABE Yuki
- 1981.09.06
- 177cm 77kg
- カザフスタン戦(2005.01.29) キリンチャレンジカップ2005
- 6(0)
- ジェフユナイテッド千葉
巻誠一郎MAKI Seiichiro
- 1980.08.07
- 184cm 81kg
- 朝鮮民主主義人民共和国戦(2005.07.31) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会
- 7(2)
- ジェフユナイテッド千葉
玉田圭司TAMADA Keiji
- 1980.04.11
- 173cm 67kg
- シンガポール戦(2004.03.31) FIFAワールドカップドイツアジア地区1次予選
- 35(7)
- 名古屋グランパスエイト
三都主アレサンドロSANTOS Alessandro
- 1977.07.20
- 178cm 69kg
- ウクライナ戦(2002.03.21) キリンチャレンジカップ2002
- 68(5)
- 浦和レッドダイヤモンズ
小笠原満男OGASAWARA Mitsuo
- 1979.04.05
- 173cm 72kg
- ウクライナ戦(2002.03.21) キリンチャレンジカップ2002
- 48(7)
- 鹿島アントラーズ
小野伸二ONO Shinji
- 1979.09.27
- 175cm 74kg
- 韓国戦(1998.04.01) 2002年FIFAワールドカップ共同開催記念試合
- 51(6)
- 浦和レッドダイヤモンズ
佐藤寿人SATO Hisato
- 1982.03.12
- 170cm 68kg
- アメリカ戦(2006.02.10) 国際親善試合
- 4(2)
- サンフレッチェ広島
長谷部誠HASEBE Makoto
- 1984.01.18
- 179cm 72kg
- アメリカ戦(2006.02.10) 国際親善試合
- 2(0)
- 浦和レッドダイヤモンズ
土肥洋一DOI Yoichi
- 1973.07.25
- 184cm 84kg
- マレーシア戦(2004.02.07) キリンチャレンジカップ2004
- 4(-2)
- FC東京
楢﨑正剛NARAZAKI Seigo
- 1976.04.15
- 187cm 80kg
- Jリーグ外国籍選抜戦(1997.08.28) JOMO CUP '97
- 50(-56)
- 名古屋グランパスエイト
坪井慶介TSUBOI Keisuke
- 1979.09.16
- 179cm 67kg
- パラグアイ戦(2003.06.11) キリンカップサッカー2003
- 30(0)
- 浦和レッドダイヤモンズ
駒野友一KOMANO Yuichi
- 1981.07.25
- 172cm 76kg
- 中国戦(2005.08.03) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会
- 6(0)
- サンフレッチェ広島
茂庭照幸MONIWA Teruyuki
- 1981.09.08
- 181cm 77kg
- チュニジア戦(2003.10.08) 国際親善試合
- 8(1)
- FC東京
本山雅志MOTOYAMA Masashi
- 1979.06.20
- 175cm 66kg
- ボリビア戦(2000.06.18) キリンカップサッカー2000
- 28(0)
- 鹿島アントラーズ
久保竜彦KUBO Tatsuhiko
- 1976.06.18
- 181cm 74kg
- エジプト戦(1998.10.28) キリンチャレンジ1998
- 31(11)
- 横浜F・マリノス
- 生年月日
- 身長 体重
- 日本代表デビュー
- インターナショナルAマッチ(FIFA公認国際試合)出場数(同得点数)
- 所属クラブ
※ インターナショナルAマッチ出場数、得点数は2009年