代表TIMELINE

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キリンチャレンジカップ2007

[ 2007.03.24 ] 横浜・横浜国際総合競技場(日産スタジアム)

公式記録PDF


日本代表


ペルー代表

2

0

1 前半 0
1 後半 0
巻誠一郎 19´
高原直泰 54´
GOAL

メンバー


日本代表 ペルー代表
GK 1川口能活GK 21フアン・フローレス HT OUT
DF 22中澤佑二DF 5マルティン・イダルゴ
DF 4田中マルクス闘莉王DF 4ワルテル・ビルチェス
DF 6阿部勇樹60' OUTDF 25パオロ・デラアサ
MF 10中村俊輔85' OUTDF 3イサメル・アルバラード イエローカード
MF 21加地亮MF 8フアン・カルロス・バサラル 69' OUT
MF 7遠藤保仁68' OUTMF 10フアン・マリーニョ
MF 13鈴木啓太85' OUTMF 11アレクサンデル・サンチェス
MF 3駒野友一MF 22エドソン・セスペデス
FW 19高原直泰85' OUTFW 19ロベルト・ヒメネス 68' OUT
FW 9巻誠一郎68' OUTFW 15ジョエル・エレラ
GK 18川島永嗣GK 1ジョージ・フォーサイス HT IN
GK 23西川周作DF 2ミゲル・ビジャルタ
DF 2水本裕貴MF 6レイネル・トーレス69' IN
MF 5橋本英郎FW 18ミゲル・モスト 68' IN
MF 15羽生直剛68' IN
MF 8二川孝広
MF 14中村憲剛60' IN
MF 17藤本淳吾85' IN
MF 25水野晃樹68' IN
MF 24本田圭佑
MF 16家長昭博85' IN
FW 11佐藤寿人
FW 12松橋章太0
FW 20矢野貴章85' IN0
監督イビチャ・オシム 監督

試合レポート

強敵サウジに快勝、今年最終戦を白星で飾る!

 オシム監督率いる日本代表は24日、キリンチャレンジカップ2007 ~ALL FOR 2010!~で南米のペルー代表との今シーズン初戦を迎えました。試合は19分に中村俊のFKを巻がヘディングで合わせ先制。さらに54分には再び中村俊のFKをゴール前で受けた高原が鮮やかなボレーシュートを決め、2-0でペルーに快勝しました。

  AFCアジアカップ2007が開催される今年、オシム監督率いる日本代表はキリンチャレンジカップ2007~ALL FOR 2010!~でペルー代表と対戦した。今年初めての代表戦ということもあり、試合が行われた横浜国際総合競技場には、60400人ものサポーターが集結し、日本代表に大きな声援を送った。

 この試合でオシム監督は、就任以来初めて、海外でプレーする2選手を招集した。ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハトフランクフルトで活躍している高原は巻と2トップを組み、セルティック(スコットランド)の中村俊は遠藤と2列目に入り、日本の攻撃陣に厚みと創造性をもたらした。一方のペルーは、欧州で活躍している選手は来日しなかったものの、昨年12月に行われたFIFA クラブワールドカップで来日したインテルナシオナル(ブラジル)所属のマルティン・イタルゴをはじめ、メキシコやアルゼンチンなど南米のクラブチームで活躍するメンバーで試合に臨んだ。

 序盤ペルーは南米独特のリズムで攻撃をビルドアップしたが、日本の最終ラインに入った中澤と闘莉王の強靭なディフェンスを崩すにまでは至らない。一方の日本は19分、後方からの縦パスを左サイドで受けた高原が相手からファウルを受け、FKのチャンスを得る。そして、このFKを蹴ったのは中村俊。「GKと最終ラインの間を狙った」(中村俊)ボールは、弧を描きながらゴール前へ。このボールを巻が頭で合わせ、日本に待望の先制ゴールをもたらした。巻の、オシム監督就任以来初めてとなるゴールで、スタジアムには割れんばかりの歓声が轟く。その後も押し気味に試合を進めた日本は、中村俊が強烈な直接FKを放つなど果敢な攻めを見せたが、追加点を挙げることはできず前半を1-0で折り返す。

 後半に入ると、同点ゴールを狙うペルーが積極的に攻め込み立て続けにCKのチャンスを得るが、シュートを撃つ前に日本DFにことごとくクリアされ、決定的なチャンスは生み出すことができない。徐々に運動量が落ちてきたペルーに対し、日本は54分に再び左サイドでFKを獲得し追加点のチャンスを得る。キッカー中村俊のクロスボールがゴール前に入ると、「落ち着いて最初のトラップができたので、その流れのまま反転して撃てた」という高原が強烈なボレーシュートを放ち、ボールは一直線にペルーゴールに突き刺さり、日本に待望の追加点が入った。この後、日本は国際Aマッチデビューとなる矢野や家長、水野、藤本らフレッシュなメンバーを次々とピッチに送り込み、終了間際に藤本がFKで見せ場を作るなど最後まで攻撃の手を緩めなかったが、さらに追加点は生まれず。結局試合は日本が2-0で勝利し、2007年の初戦を白星で飾った。

 オシム監督は、試合後に行われた記者会見で、「試合に勝ち、内容がよかったのは認めます。後半やったようなプレーが90分を通じて出来れば良かったと思います。日本のサッカーの目指す方向の一部が、後半の一部のプレーに表れていました。あのようなスピーディーなタッチ数の少ないボール回しが、試合の初めから行われなければならなかったと思います」と語り、収穫があったことに一定の評価しながらも、日本が目指すサッカーの実現へ向け課題を指摘することも忘れなかった。

 海外で活躍する選手を初めて起用し、新たに4選手が日本代表デビューを飾ったこの日の試合で、今年の大きな目標といえるAFCアジアカップ2007、そして2010年のFIFAワールドカップ出場へ向け、日本代表は新たな段階に入ったといえよう。

招集メンバー

川口能活KAWAGUCHI Yoshikatsu

  1. 1975.08.15 
  2. 180cm 77kg
  3. スウェーデン戦(1997.02.13) 第28回キングスカップ 
  4. 98(-89)
  5. ジュビロ磐田 

中澤佑二NAKAZAWA Yuji

  1. 1978.02.25 
  2. 187cm 78kg
  3. イラン戦(1999.09.08) キリンチャレンジ1999 
  4. 53(9)
  5. 横浜F・マリノス 

田中マルクス闘莉王TANAKA Marcus Tulio

  1. 1981.04.24 
  2. 185cm 82kg
  3. トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 5(1)
  5. 浦和レッドダイヤモンズ 

阿部勇樹ABE Yuki

  1. 1981.09.06 
  2. 177cm 77kg
  3. カザフスタン戦(2005.01.29) キリンチャレンジカップ2005 
  4. 13(1)
  5. 浦和レッドダイヤモンズ 

中村俊輔NAKAMURA Shunsuke

  1. 1978.06.24 
  2. 178cm 70kg
  3. 香港リーグ選抜戦(2000.02.08) カールスバーグカップ 
  4. 63(16)
  5. グラスゴー・セルティック(スコットランド) 

加地亮KAJI Akira

  1. 1980.01.31 
  2. 177cm 73kg
  3. チュニジア戦(2003.10.08) 国際親善試合 
  4. 49(1)
  5. ガンバ大阪 

遠藤保仁ENDO Yasuhito

  1. 1980.01.28 
  2. 178cm 75kg
  3. アルゼンチン戦(2002.11.20) キリンチャレンジカップ2002 
  4. 44(3)
  5. ガンバ大阪 

鈴木啓太SUZUKI Keita

  1. 1981.07.08 
  2. 177cm 67kg
  3. トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 7(0)
  5. 浦和レッドダイヤモンズ 

駒野友一KOMANO Yuichi

  1. 1981.07.25 
  2. 172cm 76kg
  3. 中国戦(2005.08.03) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会 
  4. 15(0)
  5. サンフレッチェ広島 

高原直泰TAKAHARA Naohiro

  1. 1979.06.04 
  2. 180cm 75kg
  3. シンガポール戦(2000.02.13) AFCアジアカップレバノン2000予選 
  4. 44(17)
  5. アイントラハト・フランクフルト(ドイツ) 

巻誠一郎MAKI Seiichiro

  1. 1980.08.07 
  2. 184cm 81kg
  3. 朝鮮民主主義人民共和国戦(2005.07.31) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会 
  4. 17(3)
  5. ジェフユナイテッド千葉 

中村憲剛NAKAMURA Kengo

  1. 1980.10.31 
  2. 175cm 67kg
  3. ガーナ戦(2006.10.04) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 3(1)
  5. 川崎フロンターレ 

羽生直剛HANYU Naotake

  1. 1979.12.22 
  2. 167cm 63kg
  3. イエメン戦(2006.08.16) AFCアジアカップ2007予選 
  4. 5(0)
  5. ジェフユナイテッド千葉 

矢野貴章YANO Kisho

  1. 1984.04.05 
  2. 185cm 76kg
  3. ペルー戦(2007.03.24) キリンチャレンジカップ2007 
  4. -
  5. アルビレックス新潟 

藤本淳吾FUJIMOTO Jungo

  1. 1984.03.24 
  2. 173cm 69kg
  3. ペルー戦(2007.03.24) キリンチャレンジカップ2007 
  4. -
  5. 清水エスパルス 

家長昭博IENAGA Akihiro

  1. 1986.06.13 
  2. 173cm 70kg
  3. ペルー戦(2007.03.24) キリンチャレンジカップ2007 
  4. -
  5. ガンバ大阪 

水野晃樹MIZUNO Koki

  1. 1985.09.06 
  2. 173cm 62kg
  3. ペルー戦(2007.03.24) キリンチャレンジカップ2007 
  4. -
  5. ジェフユナイテッド千葉 

川島永嗣KAWASHIMA Eiji

  1. 1983.03.20 
  2. 185cm 80kg
  3. 朝鮮民主主義人民共和国戦(2008.02.17) 東アジアサッカー選手権2008決勝大会 
  4. -
  5. 川崎フロンターレ 

西川周作NISHIKAWA Shusaku

  1. 1986.06.18 
  2. 183cm 79kg
  3. - 
  4. -
  5. 大分トリニータ 

水本裕貴MIZUMOTO Hiroki

  1. 1985.09.12 
  2. 183cm 72kg
  3. ガーナ戦(2006.10.04) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 2(0)
  5. ジェフユナイテッド千葉 

橋本英郎Hashimoto Hideo

  1. 1979.05.21 
  2. 173cm 68kg
  3. モンテネグロ戦(2007.06.01) キリンカップサッカー2007 
  4. -
  5. ガンバ大阪 

二川孝広FUTAGAWA Takahiro

  1. 1980.06.27 
  2. 168cm 63kg
  3. ガーナ戦(2006.10.04) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 1(0)
  5. ガンバ大阪 

本田圭佑HONDA Keisuke

  1. 1986.06.13 
  2. 182cm 74kg
  3. バーレーン戦(2008.06.22) 2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア3次予選 
  4. -
  5. 名古屋グランパスエイト 

佐藤寿人SATO Hisato

  1. 1982.03.12 
  2. 170cm 68kg
  3. アメリカ戦(2006.02.10) 国際親善試合 
  4. 12(3)
  5. サンフレッチェ広島 

松橋章太MATSUHASHI Shota

  1. 1982.08.03 
  2. 171cm 65kg
  3. - 
  4. -
  5. 大分トリニータ 
  1. 生年月日
  2. 身長 体重
  3. 日本代表デビュー
  1. インターナショナルAマッチ(FIFA公認国際試合)出場数(同得点数)
  2. 所属クラブ

※ インターナショナルAマッチ出場数、得点数は2009年


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