日本代表 | カメルーン代表 | ||||
---|---|---|---|---|---|
GK | 1 | 川口能活(Cap.) | GK | 16 | ハミドゥ・スレイマヌ |
DF | 22 | 中澤佑二 | DF | 4 | リゴベール・ソング・バハナグ(Cap.) |
DF | 4 | 田中マルクス闘莉王 | DF | 23 | エリック・マトゥク |
DF | 21 | 加地亮 | DF | 3 | ティモテー・アトゥバ・エサマ |
DF | 3 | 駒野友一▼HT OUT | DF | 5 | アンドレ・ステファヌ・ビキー・アムグ▼53' OUT |
MF | 6 | 阿部勇樹 | MF | 11 | ジャンII・マクン▼63' OUT |
MF | 7 | 遠藤保仁▼63' OUT | MF | 8 | ステファン・ムビア・エトゥンディ |
MF | 13 | 鈴木啓太▼74' OUT | MF | 10 | モデスト・ムバミ▼HT OUT |
MF | 16 | 大久保嘉人▼50' OUT | FW | 9 | サミュエル・エトー・フィルス |
FW | 15 | 田中達也▼59' OUT | FW | 21 | ジョゼフデジレ・ジョブ▼74' OUT |
FW | 12 | 前田遼一▼59' OUT | FW | 18 | ルドルフ・ドゥアラ・ムベラ▼59' OUT |
GK | 18 | 楢﨑正剛 | GK | 1 | ジルベール・ヌジェマ・バイハ |
MF | 8 | 橋本英郎▲74' IN | DF | 2 | ジュンユグ・ビライ・アテバ▲74' IN |
MF | 2 | 今野泰幸▲HT IN | MF | 19 | ランドリー・ヌゲモ・チャファク▲63' IN |
MF | 14 | 中村憲剛▲63' IN | MF | 13 | ギ・アルマン・フォトゥシーヌ▲5' IN |
MF | 10 | 山瀬功治▲50' IN | MF | 7 | ダニエル・アルマン・ヌゴム・コメ▲59' IN |
FW | 11 | 佐藤寿人▲59' IN | FW | 15 | ピエール・アシル・ウェボ・クアモ |
FW | 9 | 高松大樹▲59' IN | FW | 17 | モハマドゥ・イドリス▲HT IN |
監督 | イビチャ・オシム(ボスニア・ヘルツェゴビナ) | 監督 | ジュール・フレデリック・ニョンガ |
オシム監督率いる日本代表は22日、大分・九州石油ドームにて、キリンチャレンジカップ2007 ~ALL FOR 2010!~でカメルーン代表と4年ぶりに対戦した。立ち上がりを優勢に進めた日本は、丁寧にパスを繋ぎ相手ゴールに迫った。一方のカメルーンは出足こそ悪かったが、随所にフィジカルの強さを見せ、徐々にリズムを整えていった。そして25分、カメルーン相手に積極的に仕掛けた日本が先制点を挙げる。遠藤がゴール左からFKを蹴ると、これに闘莉王が頭で合わせてゴールに流し込んだ。これで日本は1-0とリードし、前半を終える。
後半に入ると逆にカメルーンがゲームを支配するようになり、球際でフィジカルの差が顕著に表れて、ボールを奪えない場面が増えた。しかし日本は、カメルーンの猛追に屈せず、後半終盤までゲームを運ぶ。なんとか追加点の欲しい日本だったが、試合終了間際の89分に、ようやく試合を決定づけるゴールが入る。中村の右CKを相手DFが中途半端にクリアすると、このボールが山瀬の正面に。鋭く右足を振りぬいて放たれたボールは、ゴール右隅に突き刺さり、2-0と勝利を確信するゴールが生まれた。試合はこの直後にホイッスルが吹かれ、日本が2-0でアフリカの強豪から白星を挙げた。
日本代表は今後、オーストリア遠征を行い、9月7日にオーストリア代表と、11日にスイス代表と対戦する。
後半に入ると逆にカメルーンがゲームを支配するようになり、球際でフィジカルの差が顕著に表れて、ボールを奪えない場面が増えた。しかし日本は、カメルーンの猛追に屈せず、後半終盤までゲームを運ぶ。なんとか追加点の欲しい日本だったが、試合終了間際の89分に、ようやく試合を決定づけるゴールが入る。中村の右CKを相手DFが中途半端にクリアすると、このボールが山瀬の正面に。鋭く右足を振りぬいて放たれたボールは、ゴール右隅に突き刺さり、2-0と勝利を確信するゴールが生まれた。試合はこの直後にホイッスルが吹かれ、日本が2-0でアフリカの強豪から白星を挙げた。
日本代表は今後、オーストリア遠征を行い、9月7日にオーストリア代表と、11日にスイス代表と対戦する。
イビチャ・オシム 監督(日本)
「ご覧の通り、我々に何ができて、何ができないかがわかる試合だった。また、強いリーグでプレーをしている選手と、そうでない日本の選手たちとの違いもわかったと思う。身体能力の違いもあったが、コレクティブな違いは、それほどなかった。こういう強いチームと対戦する機会があまりないので、選手たちがここで何かをつかんでくれると良いと思う。まず、フィジカルの違う相手との戦い方、そしてボールをめぐっての競り合い、そういう経験を積んでくれたかもしれない。このような対戦相手は、日本には存在しない。彼らと比べた体格の差などのハンディキャップを、日本人はもっと走ること、もっとコンビネーションを磨くことによって補わなければならない。
一方で、ボールだけではなく、ゲームをコントロールすることができなかった時間帯が長く続いたのは、ご覧になった通り。そういうところで、強いチームはミスをしないものだ。なので、必要でない場面などでミスをして、相手にボールを渡してしまったことは、反省すべき点である。しかし、一部の選手が予想以上の興味深いプレーをしてくれたことは収穫だった」
「ご覧の通り、我々に何ができて、何ができないかがわかる試合だった。また、強いリーグでプレーをしている選手と、そうでない日本の選手たちとの違いもわかったと思う。身体能力の違いもあったが、コレクティブな違いは、それほどなかった。こういう強いチームと対戦する機会があまりないので、選手たちがここで何かをつかんでくれると良いと思う。まず、フィジカルの違う相手との戦い方、そしてボールをめぐっての競り合い、そういう経験を積んでくれたかもしれない。このような対戦相手は、日本には存在しない。彼らと比べた体格の差などのハンディキャップを、日本人はもっと走ること、もっとコンビネーションを磨くことによって補わなければならない。
一方で、ボールだけではなく、ゲームをコントロールすることができなかった時間帯が長く続いたのは、ご覧になった通り。そういうところで、強いチームはミスをしないものだ。なので、必要でない場面などでミスをして、相手にボールを渡してしまったことは、反省すべき点である。しかし、一部の選手が予想以上の興味深いプレーをしてくれたことは収穫だった」
川口 能活 選手(日本)
「全体的にミスが多かったけど、それをなんとかみんなのがんばりで補ったゲームだった。カメルーン相手に勝ったことは、良しとしたい。負けたり、引き分けたりしていたら、ポジティブに捉えることが難しくなる。勝ったことで、いろんなことを前向きに言うことができる」
「全体的にミスが多かったけど、それをなんとかみんなのがんばりで補ったゲームだった。カメルーン相手に勝ったことは、良しとしたい。負けたり、引き分けたりしていたら、ポジティブに捉えることが難しくなる。勝ったことで、いろんなことを前向きに言うことができる」
田中 マルクス闘莉王 選手(日本)
「後半は相手も人数をかけてきて、前に前に出てきたので、こっちのペースではなかった。集中力を切らさずにしのいだという感じだった。相手は速いし強いし、良い体験というか、そういったレベルなんだということが体に染み付いた気がする」
「後半は相手も人数をかけてきて、前に前に出てきたので、こっちのペースではなかった。集中力を切らさずにしのいだという感じだった。相手は速いし強いし、良い体験というか、そういったレベルなんだということが体に染み付いた気がする」
加地 亮 選手(日本)
「相手は自分より大きい選手ばかりで、高さ勝負は難しかったので、(相手の)前で触ろうという話をしていた。遠藤からは良いボールが入ってきて、GKが前に出るのが分かったので、あとは触るだけだった。自分は守りだけでは満足しないので、これからも攻撃し続けたい」
「相手は自分より大きい選手ばかりで、高さ勝負は難しかったので、(相手の)前で触ろうという話をしていた。遠藤からは良いボールが入ってきて、GKが前に出るのが分かったので、あとは触るだけだった。自分は守りだけでは満足しないので、これからも攻撃し続けたい」
山瀬 功治 選手(日本)
「(ゴールは)いいところに転がってきたので、ただ蹴っただけ。シュートコースは狙い通りだったが、もう一度同じ状況で決められるかというと、どうかわからない。後半はだいぶ押し込まれて、チームとして難しい状況だったので修正点や反省点はたくさんあったと思う」
「(ゴールは)いいところに転がってきたので、ただ蹴っただけ。シュートコースは狙い通りだったが、もう一度同じ状況で決められるかというと、どうかわからない。後半はだいぶ押し込まれて、チームとして難しい状況だったので修正点や反省点はたくさんあったと思う」
前田 遼一 選手(日本)
「先発を言われたのは試合直前。初めての代表戦だったが、特に緊張はしなかった。シュートを撃てなかったのは残念だが、ボールに絡めたのは良かった。ボールを捌けたことは良かったが、FWなので、ゴール前でもっと怖いプレーをしないといけない」
「先発を言われたのは試合直前。初めての代表戦だったが、特に緊張はしなかった。シュートを撃てなかったのは残念だが、ボールに絡めたのは良かった。ボールを捌けたことは良かったが、FWなので、ゴール前でもっと怖いプレーをしないといけない」
川口能活KAWAGUCHI Yoshikatsu
- 1975.08.15
- 180cm 77kg
- スウェーデン戦(1997.02.13) 第28回キングスカップ
- 106(-96)
- ジュビロ磐田
中澤佑二NAKAZAWA Yuji
- 1978.02.25
- 187cm 78kg
- イラン戦(1999.09.08) キリンチャレンジ1999
- 62(11)
- 横浜F・マリノス
田中マルクス闘莉王TANAKA Marcus Tulio
- 1981.04.24
- 185cm 82kg
- トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006
- 6(1)
- 浦和レッドダイヤモンズ
加地亮KAJI Akira
- 1980.01.31
- 177cm 73kg
- チュニジア戦(2003.10.08) 国際親善試合
- 56(1)
- ガンバ大阪
駒野友一KOMANO Yuichi
- 1981.07.25
- 172cm 76kg
- 中国戦(2005.08.03) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会
- 23(0)
- サンフレッチェ広島
阿部勇樹ABE Yuki
- 1981.09.06
- 177cm 77kg
- カザフスタン戦(2005.01.29) キリンチャレンジカップ2005
- 22(2)
- 浦和レッドダイヤモンズ
遠藤保仁ENDO Yasuhito
- 1980.01.28
- 178cm 75kg
- アルゼンチン戦(2002.11.20) キリンチャレンジカップ2002
- 53(4)
- ガンバ大阪
鈴木啓太SUZUKI Keita
- 1981.07.08
- 177cm 67kg
- トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006
- 16(0)
- 浦和レッドダイヤモンズ
大久保嘉人OKUBO Yoshito
- 1982.06.09
- 170cm 73kg
- 韓国戦(2003.05.31) 国際親善試合
- 19(0)
- ヴィッセル神戸
田中達也TANAKA Tatsuya
- 1982.11.27
- 167cm 63kg
- 朝鮮民主主義人民共和国戦(2005.07.31) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会
- 6(1)
- 浦和レッドダイヤモンズ
前田遼一MAEDA Ryoichi
- 1981.10.09
- 180cm 80kg
- カメルーン戦(2007.08.22) キリンチャレンジカップ2007
- -
- ジュビロ磐田
今野泰幸KONNO Yasuyuki
- 1983.01.25
- 178cm 73kg
- 中国戦(2005.08.03) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会
- 11(0)
- FC東京
山瀬功治YAMASE Koji
- 1981.09.22
- 173cm 70kg
- トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006
- 1(0)
- 横浜F・マリノス
佐藤寿人SATO Hisato
- 1982.03.12
- 170cm 68kg
- アメリカ戦(2006.02.10) 国際親善試合
- 17(3)
- サンフレッチェ広島
高松大樹TAKAMATSU Daiki
- 1981.09.08
- 181cm 75kg
- サウジアラビア戦(2006.11.15) AFCアジアカップ2007予選
- 1(0)
- 大分トリニータ
中村憲剛NAKAMURA Kengo
- 1980.10.31
- 175cm 67kg
- ガーナ戦(2006.10.04) キリンチャレンジカップ2006
- 12(1)
- 川崎フロンターレ
橋本英郎Hashimoto Hideo
- 1979.05.21
- 173cm 68kg
- モンテネグロ戦(2007.06.01) キリンカップサッカー2007
- 2(0)
- ガンバ大阪
楢﨑正剛NARAZAKI Seigo
- 1976.04.15
- 187cm 80kg
- Jリーグ外国籍選抜戦(1997.08.28) JOMO CUP '97
- 51(-56)
- 名古屋グランパスエイト
- 生年月日
- 身長 体重
- 日本代表デビュー
- インターナショナルAマッチ(FIFA公認国際試合)出場数(同得点数)
- 所属クラブ
※ インターナショナルAマッチ出場数、得点数は2009年