キリンチャレンジカップ2008
日本代表
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
3
0
0 | 前半 | 0 |
3 | 後半 | 0 |
中澤佑二 68´ 山瀬功治 83´, 88´ |
日本代表 | ボスニア・ヘルツェゴビナ代表 | ||||
---|---|---|---|---|---|
GK | 18 | 楢﨑正剛 | GK | 1 | ケナン・ハサギッチ |
DF | 22 | 中澤佑二 | DF | 5 | エミル・スパヒッチ (Cap.) |
DF | 3 | 駒野友一 | DF | 2 | スタニシャ・ニコリッチ▼53' OUT |
DF | 25 | 内田篤人 | DF | 6 | ブラスティミル・ヨバノビッチ▼HT OUT |
MF | 7 | 遠藤保仁 | DF | 8 | ダリオ・ダムヤノビッチ |
MF | 14 | 中村憲剛▼78' OUT | DF | 13 | ベリミル・ビディッチ | MF | 13 | 鈴木啓太(Cap.) | MF | 3 | サミル・メルジッチ |
MF | 6 | 阿部勇樹 | MF | 11 | ミルコ・フルゴビッチ▼83' OUT |
FW | 19 | 高原直泰▼82' OUT | MF | 7 | アドミル・ブラダビッチ▼61' OUT |
FW | 12 | 巻誠一郎▼33' OUT | MF | 10 | ムラデン・ジジョビッチ▼83' OUT |
FW | 16 | 大久保嘉人▼88' OUT | FW | 9 | アドミル・ラシュチッチ▼HT OUT |
GK | 1 | 川口能活 | GK | 12 | ヤスミン・ブリッチ |
GK | 23 | 川島永嗣 | MF | 17 | アメル・ユーゴ▲HT IN |
DF | 5 | 坪井慶介 | MF | 16 | セミル・スティリッチ▲83' IN |
DF | 21 | 加地亮 | MF | 4 | ボヤン・レゴイエ▲53' IN |
DF | 4 | 岩政大樹 | MF | 18 | アレン・シュコロ▲61' IN |
DF | 15 | 水本裕貴 | MF | 15 | フェナン・サルチノビッチ▲83' IN |
MF | 24 | 橋本英郎 | FW | 14 | ステボ・ニコリッチ▲HT IN |
MF | 8 | 羽生直剛▲88' IN | |||
MF | 10 | 山瀬功治▲33' IN | |||
MF | 2 | 今野泰幸▲78' IN | |||
MF | 9 | 山岸智 | |||
FW | 11 | 播戸竜二▲82' IN | |||
FW | 17 | 前田遼一 | |||
FW | 20 | 矢野貴章 | |||
監督 | 岡田武史 | 監督 | メホ・コドロ /ESP |
2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア3次予選を一週間後に控えた日本代表は30日、キリンチャレンジカップ2008で東欧のボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦した。
日本は前半、立ち上がりから積極的に攻め、時間が経過してもなお高い位置までボールを持ち込むことはできたが、なかなか得点の糸口をつかむことができなかった。一方の長身の選手を揃えるボスニア・ヘルツェゴビナはロングボールを生かし、さらにはカウンターから得点機をうかがったが実を結ぶことはなく、両チームスコアレスのままハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、日本のボールポゼッションが目立ち始める。そして68分、日本代表サポーターやファンが歓喜で沸く瞬間がおとずれた。遠藤が右CKから、ゴール正面にいた山瀬にグラウンダーのボールを入れる。これを山瀬が左前方へ流すと、走りこんで来た中澤が左足で合わせて、ゴールネットを揺らすことに成功した。その後も優勢に進めた日本は83分、追加点を挙げ相手を突き放す。中盤でボールを受けた大久保がためて間を作りスルーパス。これに反応した山瀬が相手の裏へ抜け出し、GKとの1対1の状況から難なくゴールを決めた。そして88分、今野がロングパスを前線に入れると、播戸がくさびとなり、これをゴール前に落とす。これに山瀬が走り込み、この日2ゴール目を奪った。結局試合は最後まで運動量の落ちなかった日本が、来日直後でコンディションが調整できなかったボスニア・ヘルツェゴビナに対し3-0と快勝し、2008年の初勝利を飾った。
次戦は2月6日、2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア3次予選の初戦となるタイ代表戦に臨む日本代表。新たな挑戦へ大きく一歩踏み出した。
日本は前半、立ち上がりから積極的に攻め、時間が経過してもなお高い位置までボールを持ち込むことはできたが、なかなか得点の糸口をつかむことができなかった。一方の長身の選手を揃えるボスニア・ヘルツェゴビナはロングボールを生かし、さらにはカウンターから得点機をうかがったが実を結ぶことはなく、両チームスコアレスのままハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、日本のボールポゼッションが目立ち始める。そして68分、日本代表サポーターやファンが歓喜で沸く瞬間がおとずれた。遠藤が右CKから、ゴール正面にいた山瀬にグラウンダーのボールを入れる。これを山瀬が左前方へ流すと、走りこんで来た中澤が左足で合わせて、ゴールネットを揺らすことに成功した。その後も優勢に進めた日本は83分、追加点を挙げ相手を突き放す。中盤でボールを受けた大久保がためて間を作りスルーパス。これに反応した山瀬が相手の裏へ抜け出し、GKとの1対1の状況から難なくゴールを決めた。そして88分、今野がロングパスを前線に入れると、播戸がくさびとなり、これをゴール前に落とす。これに山瀬が走り込み、この日2ゴール目を奪った。結局試合は最後まで運動量の落ちなかった日本が、来日直後でコンディションが調整できなかったボスニア・ヘルツェゴビナに対し3-0と快勝し、2008年の初勝利を飾った。
次戦は2月6日、2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア3次予選の初戦となるタイ代表戦に臨む日本代表。新たな挑戦へ大きく一歩踏み出した。
岡田 武史 監督(日本)
「前半は、選手が相手のペースに合わせてテンポが遅く、形を作ることを意識しすぎていた。無理なワンタッチプレーも見受けられた。だが、コーナーキックから点を取れたことが大きかった。その後、相手の足が止まって追加点をあげることができたが、タイ戦では、もっと貪欲にゴールを奪いにいく姿勢が重要だと思う。きれいごとではなく、勝負に徹し泥臭くてもいいから点を取るような強い気迫を出していきたい。タイは組織を作ってカウンターを狙ってくると思うので、我々もリスクを犯し、少々カウンターを受けてでも攻めにいくというスタンスで臨まないと点は取れないと思う」
「前半は、選手が相手のペースに合わせてテンポが遅く、形を作ることを意識しすぎていた。無理なワンタッチプレーも見受けられた。だが、コーナーキックから点を取れたことが大きかった。その後、相手の足が止まって追加点をあげることができたが、タイ戦では、もっと貪欲にゴールを奪いにいく姿勢が重要だと思う。きれいごとではなく、勝負に徹し泥臭くてもいいから点を取るような強い気迫を出していきたい。タイは組織を作ってカウンターを狙ってくると思うので、我々もリスクを犯し、少々カウンターを受けてでも攻めにいくというスタンスで臨まないと点は取れないと思う」
山瀬 功治 選手(日本)
「1点目は嘉人がいいボールを出してくれたので決めるだけだったし、2点目は播さんがいいところに落としてくれたのでラッキーだった。個の力で仕掛ける場面を作りたかったが、きょうは受け手になっていたことを考えると、まだまだやりたいことはいっぱいある」
「1点目は嘉人がいいボールを出してくれたので決めるだけだったし、2点目は播さんがいいところに落としてくれたのでラッキーだった。個の力で仕掛ける場面を作りたかったが、きょうは受け手になっていたことを考えると、まだまだやりたいことはいっぱいある」
大久保 嘉人 選手(日本)
「「トップ下は面白かった。アシストは、あまり気持ち良いとは思わないけど、(山瀬へのアシストは)久々に気持ち良かった。あれは狙い通りというか、狙わないと出せない」
「「トップ下は面白かった。アシストは、あまり気持ち良いとは思わないけど、(山瀬へのアシストは)久々に気持ち良かった。あれは狙い通りというか、狙わないと出せない」
中村 憲剛 選手(日本)
「相手の情報がなかったので、最初の5分くらいは相手の様子を見た。それでサイドバックが中に寄る傾向があったので、前回のチリ戦とは違いサイドチェンジを有効に使えた。(前回と比べ)自分たちでやり方を修正して結果が出たのは自信になる」
「相手の情報がなかったので、最初の5分くらいは相手の様子を見た。それでサイドバックが中に寄る傾向があったので、前回のチリ戦とは違いサイドチェンジを有効に使えた。(前回と比べ)自分たちでやり方を修正して結果が出たのは自信になる」
遠藤 保仁 選手(日本)
「すべてを忠実にやるのではなく、状況に応じて個人の考えを出すことを意識した。憲剛や嘉人らと守備のときだけ決め事を守り、型にはまらずプレーできた。やはりゲームは中盤が作るわけだから、主導権を握ることを意識した」
「すべてを忠実にやるのではなく、状況に応じて個人の考えを出すことを意識した。憲剛や嘉人らと守備のときだけ決め事を守り、型にはまらずプレーできた。やはりゲームは中盤が作るわけだから、主導権を握ることを意識した」
播戸 竜二 選手(日本)
「(途中出場した際は)DFの裏を狙うのと、深い位置でキープすることを指示されていたが、ゴールは狙っていた。(2人に挟まれてうまく山瀬に落とせたが)あれは何とか勝とうという気持ちだけだった」
「(途中出場した際は)DFの裏を狙うのと、深い位置でキープすることを指示されていたが、ゴールは狙っていた。(2人に挟まれてうまく山瀬に落とせたが)あれは何とか勝とうという気持ちだけだった」
楢﨑正剛NARAZAKI Seigo
- 1976.04.15
- 187cm 80kg
- Jリーグ外国籍選抜戦(1997.08.28) JOMO CUP '97
- 51(-56)
- 名古屋グランパス
中澤佑二NAKAZAWA Yuji
- 1978.02.25
- 187cm 78kg
- イラン戦(1999.09.08) キリンチャレンジ1999
- 67(11)
- 横浜F・マリノス
駒野友一KOMANO Yuichi
- 1981.07.25
- 172cm 76kg
- 中国戦(2005.08.03) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会
- 28(0)
- ジュビロ磐田
内田篤人UCHIDA Atsuto
- 1988.03.27
- 176cm 62kg
- チリ戦(2008.01.26) キリンチャレンジカップ2008
- 1(0)
- 鹿島アントラーズ
遠藤保仁ENDO Yasuhito
- 1980.01.28
- 178cm 75kg
- アルゼンチン戦(2002.11.20) キリンチャレンジカップ2002
- 58(4)
- ガンバ大阪
中村憲剛NAKAMURA Kengo
- 1980.10.31
- 175cm 67kg
- ガーナ戦(2006.10.04) キリンチャレンジカップ2006
- 17(1)
- 川崎フロンターレ
鈴木啓太SUZUKI Keita
- 1981.07.08
- 177cm 67kg
- トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006
- 21(0)
- 浦和レッドダイヤモンズ
阿部勇樹ABE Yuki
- 1981.09.06
- 177cm 77kg
- カザフスタン戦(2005.01.29) キリンチャレンジカップ2005
- 25(2)
- 浦和レッドダイヤモンズ
高原直泰TAKAHARA Naohiro
- 1979.06.04
- 180cm 75kg
- シンガポール戦(2000.02.13) AFCアジアカップレバノン2000予選
- 54(23)
- 浦和レッドダイヤモンズ
巻誠一郎MAKI Seiichiro
- 1980.08.07
- 184cm 81kg
- 朝鮮民主主義人民共和国戦(2005.07.31) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会
- 27(7)
- ジェフユナイテッド千葉
大久保嘉人OKUBO Yoshito
- 1982.06.09
- 170cm 73kg
- 韓国戦(2003.05.31) 国際親善試合
- 22(2)
- ヴィッセル神戸
山瀬功治YAMASE Koji
- 1981.09.22
- 173cm 70kg
- トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006
- 3(1)
- 横浜F・マリノス
今野泰幸KONNO Yasuyuki
- 1983.01.25
- 178cm 73kg
- 中国戦(2005.08.03) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会
- 14(0)
- FC東京
播戸竜二BANDO Ryuji
- 1979.08.02
- 171cm 65kg
- ガーナ戦(2006.10.04) キリンチャレンジカップ2006
- 3(2)
- ガンバ大阪
羽生直剛HANYU Naotake
- 1979.12.22
- 167cm 63kg
- イエメン戦(2006.08.16) AFCアジアカップ2007予選
- 13(0)
- FC東京
川口能活KAWAGUCHI Yoshikatsu
- 1975.08.15
- 180cm 77kg
- スウェーデン戦(1997.02.13) 第28回キングスカップ
- 111(-100)
- ジュビロ磐田
川島永嗣KAWASHIMA Eiji
- 1983.03.20
- 185cm 80kg
- 朝鮮民主主義人民共和国戦(2008.02.17) 東アジアサッカー選手権2008決勝大会
- -
- 川崎フロンターレ
坪井慶介TSUBOI Keisuke
- 1979.09.16
- 179cm 67kg
- パラグアイ戦(2003.06.11) キリンカップサッカー2003
- 40(0)
- 浦和レッドダイヤモンズ
岩政大樹IWAMASA Daiki
- 1982.01.30
- 187cm 85kg
- -
- -
- 鹿島アントラーズ
水本裕貴MIZUMOTO Hiroki
- 1985.09.12
- 183cm 72kg
- ガーナ戦(2006.10.04) キリンチャレンジカップ2006
- 2(0)
- ガンバ大阪
橋本英郎Hashimoto Hideo
- 1979.05.21
- 173cm 68kg
- モンテネグロ戦(2007.06.01) キリンカップサッカー2007
- 4(0)
- ガンバ大阪
山岸智YAMAGISHI Satoru
- 1983.05.03
- 181cm 77kg
- ガーナ戦(2006.10.04) キリンチャレンジカップ2006
- 9(0)
- 川崎フロンターレ
加地亮KAJI Akira
- 1980.01.31
- 177cm 73kg
- チュニジア戦(2003.10.08) 国際親善試合
- 61(2)
- ガンバ大阪
矢野貴章YANO Kisho
- 1984.04.05
- 185cm 76kg
- ペルー戦(2007.03.24) キリンチャレンジカップ2007
- 8(1)
- アルビレックス新潟
前田遼一MAEDA Ryoichi
- 1981.10.09
- 180cm 80kg
- カメルーン戦(2007.08.22) キリンチャレンジカップ2007
- 2(1)
- ジュビロ磐田
- 生年月日
- 身長 体重
- 日本代表デビュー
- インターナショナルAマッチ(FIFA公認国際試合)出場数(同得点数)
- 所属クラブ
※ インターナショナルAマッチ出場数、得点数は2009年