代表TIMELINE

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1915-1920-1925-1930-1935-1940-1945-1950-1955-1960-1965-1970-1975-1980-1985-1990-1995-2000-2005-2010-

AFCアジアカップ2007

[ 2007.07.21 ] ハノイ

公式記録PDF


日本代表


オーストラリア代表

1

1

0 前半 0
0 後半 0
1 延前 1
0 延後 0
4 PK 3
高原直泰 72´
GOAL ジョン アロイージ 69´

メンバー


日本代表 オーストラリア代表
GK1川口能活(Cap.)GK1マーク シュウォルツァー
3駒野友一2ルーカス ニール
6阿部勇樹イエローカード5ジェイソン
7遠藤保仁6マイケル ビューチャン
10中村俊輔7ブレット エマートン
12巻誠一郎102' OUT9マーク ビドゥカ(Cap.)61' OUT
13鈴木啓太13ビンセ グレライエローカード
14中村憲剛115' OUT15ジョン アロイージイエローカード82' OUT
19高原直泰20デービット カーネイイエローカード
21加地亮88' OUT22マーク ミリガン
22中澤佑二23マルコ ブレシアーノ71' OUT
GK18楢﨑正剛GK12ブラッドリー ジョーンズ
GK23川島英嗣GK18マイケル ペトコビッチ
2今野泰幸88' IN3パトリック キスノーボ
5坪井慶介4ティム ケーヒル71' IN
8羽生直剛10ハリー キューウェルイエローカード61' IN
9山岸智11アーチー トンプソン
11佐藤寿人102' IN14ブレット ホルマン
15水野晃樹16マイケル スウェイト
20矢野貴章115' IN17カール バレリ
24橋本英郎19ニコラス カール82' IN
28太田吉彰22マーク ミリガン
29伊野波雅彦8ルーク ウィルクシャー
監督イビチャ・オシム(ボスニア・ヘルツェゴビナ) 監督グラハム・アーノルド(オーストラリア)

AFCアジアカップ2007 結果

2007/07/09 ハノイ
日本代表 1-1 カタール代表
2007/07/13 ハノイ
日本代表 3-1 アラブ首長国連邦代表
2007/07/16 ハノイ
ベトナム代表 1-4 日本代表
2007/07/21 ハノイ
日本代表 1-1(PK 4-3) オーストラリア代表
2007/07/25 ハノイ
日本代表 2-3 サウジアラビア代表
2007/07/28 パレンバン
日本代表 0-0(PK 5-6) 韓国代表

試合レポート

7月21日に行われたAFCアジアカップ2007準々決勝で、日本代表は昨年の2006FIFAワールドカップドイツ以来となるオーストラリア代表と対戦した。試合序盤はオーストラリアに押し込まれ気味の日本だったが、中盤でパスを回すことで、徐々にリズムを整える。時間が経つにつれ、両チームとも一歩も譲らず一進一退の攻防が繰り広げられたが、前半終盤に差し掛かると日本が優勢に試合を展開した。37分には、中村憲がドリブルで中盤から一気に抜け出し、ゴール右からクロスをあげて、ファーサイドから走り込んできた遠藤がこれに合わせてボレーシュートを撃つも、 GKに弾かれてチャンスをいかせなかった。結局両チームとも得点を挙げられず0-0のままハーフタイムを迎えた。先制点が欲しい両チームは、後半に入ると積極的な攻撃を見せた。そして69分、オーストラリアが先制する。後半途中から出場のHarry Kewellから放たれた右CKに、John Aloisiが合わせて、先制ゴールを挙げた。しかし日本は、その直後の72分に同点に追いつく。左サイドを大きく切れ込んだ中村俊がクロスを入れ、これを巻が頭で折り返す。このボールを受けた高原が相手DFを背負いながらも切り返しを見せ、振り向きざまに同点ゴールを突き刺した。その後は両チームによる激しいせめぎ合いが見られ、75分には高原にファウルを与えたVince Grellaがレッドカードをもらい退場となり、オーストラリアは10人での戦いを強いられた。結局90分では決着がつかず、試合は延長戦へ突入した。延長戦では前後半ともに、数的有利の日本が決定的なチャンスを多く作ったが、試合結果の行方はPK戦へ持ち込まれた。PK戦は、川口が1本目と 2本目を完全に読み切るという好セーブを見せて日本優位に進む。そして5人目のキッカーとなった中澤が最後に冷静に決めて、日本がPK戦を4-3で制し、激戦の末にベスト4進出を果たした。

イビチャ・オシム 監督(日本)
「(なぜPK戦を見てなかったのか?)病気でなくてもPK戦は心臓に悪い。死ぬならば故郷のサラエボで死にたいと思っているので、PK戦を見ていて、発作を起こしたくない。その理由で見なかった。試合は、我々が意図した通り、サイド攻撃が機能していた。(オーストラリアに)退場者が出る前も、その後も、日本の方がいいプレーをしたことは事実だと思う。
(勝利が決まった瞬間どのようなことを感じたか?)喜んでジャンプしすぎて天井に頭をぶつけそうになったが、元気に生きている。 (日本代表を“日本化”させると言っていたが、その言葉の手応えは?)勝ちはしたが、まだ“日本化”するという、私が言ったことは実現していないと理解してほしいし、結論を急がないでほしい。まだ時間はある」

川口 能活 選手(日本)
「(18日の夜にPKを止める夢を見て)まさか、現実になるとは思わなかった。みんな集中力を切らさずがんばっていたので、そのがんばりに応えたかった。 PK戦というのは運もあるが、GKの責任もあるので、みんなのがんばりを無駄にしたくないという気持ちが非常に強かった。2本止めた感覚は、いまはまだ自分でも分析できない」

中澤 佑二 選手(日本)
「前回大会のときにPKを外していたので、(その経験もあり)落ち着いて蹴れた。PKが決まった瞬間は、能活さんしか見ていなかった。能活さんが2本止めたので、僕らというよりも、能活さんのひとり舞台だった。個人的にはオーストラリアに対しては、いろんな思いがあった。確かにPK戦で勝つことはできたが、内容的に反省すべき点はある」

高原 直泰 選手(日本)
「きょうの勝利は、ひとつの大きな山を越えただけ。優勝はひとつの目標だが、僕らは始まったばかりのチームなので、ひとつひとつ勝つことによって経験を積んでいくことが大事。PKは蹴る前に足を攣っていたが、どうしても蹴りたかった。ただ、昨日の練習でも外していたから、試合後に(PK戦を見ていなかった)監督にも練習通り外したよと報告した」

中村 俊輔 選手(日本)
「オーストラリアは、この暑さがなかったら、もっとパワーサッカーをしてきたと思う。アジアカップはすごく暑く特殊な大会だから、(今後は、たとえ)相手が元気なときでも、ボールを回せるようにしないといけない。ということは、もっと判断を早くしないといけないということ。まだまだ、(この結果は)参考にはならない」

遠藤 保仁 選手(日本)
「(試合へ向けて)僕自身もプレッシャーはなかったし、相手の2列目の飛び出しもケアでき、チームとしてもいつもプレーできた。向こうがひとり退場になり完全に引かれたが、相手の体が大きく入りづらかった。その後はボールは回せるようになったが、フィニッシュのところでもっと工夫が必要だった」

招集メンバー

川口能活KAWAGUCHI Yoshikatsu

  1. 1975.08.15 
  2. 180cm 77kg
  3. スウェーデン戦(1997.02.13) 第28回キングスカップ 
  4. 103(-92)
  5. ジュビロ磐田 

駒野友一KOMANO Yuichi

  1. 1981.07.25 
  2. 172cm 76kg
  3. 中国戦(2005.08.03) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会 
  4. 20(0)
  5. サンフレッチェ広島 

阿部勇樹ABE Yuki

  1. 1981.09.06 
  2. 177cm 77kg
  3. カザフスタン戦(2005.01.29) キリンチャレンジカップ2005 
  4. 19(1)
  5. 浦和レッドダイヤモンズ 

中澤佑二NAKAZAWA Yuji

  1. 1978.02.25 
  2. 187cm 78kg
  3. イラン戦(1999.09.08) キリンチャレンジ1999 
  4. 59(10)
  5. 横浜F・マリノス 

加地亮KAJI Akira

  1. 1980.01.31 
  2. 177cm 73kg
  3. チュニジア戦(2003.10.08) 国際親善試合 
  4. 53(1)
  5. ガンバ大阪 

鈴木啓太SUZUKI Keita

  1. 1981.07.08 
  2. 177cm 67kg
  3. トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 13(0)
  5. 浦和レッドダイヤモンズ 

遠藤保仁ENDO Yasuhito

  1. 1980.01.28 
  2. 178cm 75kg
  3. アルゼンチン戦(2002.11.20) キリンチャレンジカップ2002 
  4. 50(4)
  5. ガンバ大阪 

中村憲剛NAKAMURA Kengo

  1. 1980.10.31 
  2. 175cm 67kg
  3. ガーナ戦(2006.10.04) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 9(1)
  5. 川崎フロンターレ 

中村俊輔NAKAMURA Shunsuke

  1. 1978.06.24 
  2. 178cm 70kg
  3. 香港リーグ選抜戦(2000.02.08) カールスバーグカップ 
  4. 68(18)
  5. グラスゴー・セルティック(スコットランド) 

巻誠一郎MAKI Seiichiro

  1. 1980.08.07 
  2. 184cm 81kg
  3. 朝鮮民主主義人民共和国戦(2005.07.31) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会 
  4. 22(6)
  5. ジェフユナイテッド千葉 

高原直泰TAKAHARA Naohiro

  1. 1979.06.04 
  2. 180cm 75kg
  3. シンガポール戦(2000.02.13) AFCアジアカップレバノン2000予選 
  4. 50(22)
  5. アイントラハト・フランクフルト(ドイツ) 

今野泰幸KONNO Yasuyuki

  1. 1983.01.25 
  2. 178cm 73kg
  3. 中国戦(2005.08.03) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会 
  4. 10(0)
  5. FC東京 

佐藤寿人SATO Hisato

  1. 1982.03.12 
  2. 170cm 68kg
  3. アメリカ戦(2006.02.10) 国際親善試合 
  4. 14(3)
  5. サンフレッチェ広島 

矢野貴章YANO Kisho

  1. 1984.04.05 
  2. 185cm 76kg
  3. ペルー戦(2007.03.24) キリンチャレンジカップ2007 
  4. 2(0)
  5. アルビレックス新潟 

楢﨑正剛NARAZAKI Seigo

  1. 1976.04.15 
  2. 187cm 80kg
  3. Jリーグ外国籍選抜戦(1997.08.28) JOMO CUP '97 
  4. 51(-56)
  5. 名古屋グランパスエイト 

川島永嗣KAWASHIMA Eiji

  1. 1983.03.20 
  2. 185cm 80kg
  3. 朝鮮民主主義人民共和国戦(2008.02.17) 東アジアサッカー選手権2008決勝大会 
  4. -
  5. 川崎フロンターレ 

羽生直剛HANYU Naotake

  1. 1979.12.22 
  2. 167cm 63kg
  3. イエメン戦(2006.08.16) AFCアジアカップ2007予選 
  4. 10(0)
  5. ジェフユナイテッド千葉 

山岸智YAMAGISHI Satoru

  1. 1983.05.03 
  2. 181cm 77kg
  3. ガーナ戦(2006.10.04) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 5(0)
  5. ジェフユナイテッド千葉 

橋本英郎Hashimoto Hideo

  1. 1979.05.21 
  2. 173cm 68kg
  3. モンテネグロ戦(2007.06.01) キリンカップサッカー2007 
  4. 2(0)
  5. ガンバ大阪 

太田吉彰OTA Yoshiaki

  1. 1983.06.11 
  2. 175cm 68kg
  3. - 
  4. -
  5. ジュビロ磐田 

伊野波雅彦INOHA Masahiko

  1. 1985.08.28 
  2. 179cm 73kg
  3. - 
  4. -
  5. FC東京 

水野晃樹MIZUNO Koki

  1. 1985.09.06 
  2. 173cm 62kg
  3. ペルー戦(2007.03.24) キリンチャレンジカップ2007 
  4. 4(0)
  5. ジェフユナイテッド千葉 

坪井慶介TSUBOI Keisuke

  1. 1979.09.16 
  2. 179cm 67kg
  3. パラグアイ戦(2003.06.11) キリンカップサッカー2003 
  4. 40(0)
  5. 浦和レッドダイヤモンズ 
  1. 生年月日
  2. 身長 体重
  3. 日本代表デビュー
  1. インターナショナルAマッチ(FIFA公認国際試合)出場数(同得点数)
  2. 所属クラブ

※ インターナショナルAマッチ出場数、得点数は2009年


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