日本時間の深夜2時、チームは宿泊先の埼玉県内のホテルを出発し羽田空港に向かいました。
空港には約70人のサポーターのみなさんが集まっており、ニッポンコールで送りだしてくれました。
また出発ゲートでは、JALの従業員の代表の方から、みなさんで折っていただいたサムライブルークロウとラッキーベアをいただき、いよいよ本番に向けての出発となりました。
日本から空路12時間てジュネーブに到着。その後、バスで約3時間をかけてサースフェーに移動。
埼玉のホテル出発から約17時間をかけての移動で選手の表情も疲れが見えていましたが、
その後の町が主催してくださったセレモニーでは、地元の子供たちの歌や多くの方々の歓迎に笑顔がこぼれていました。
この写真で選手が乗っているのは、遊園地のアトラクションにあるような機関車に見えますが、実は電気自動車。
サースフェーの街中は、普通のガソリン自動車の乗り入れが禁止されており、人や荷物を運ぶのは全て電気自動車なんです。
チーム全員がこの電気自動車に乗った状態でのセレモニーは、何とも微笑ましい光景でした。
昼過ぎに宿舎についたチームは、17時から練習を開始。
雄大なアルプスに囲まれたスキーリゾートでもある街は、サッカーに集中できる環境であり、また、標高1800メートルで高地対策を行うためにも絶好のロケーション。
我々がキャンプをはるために、作ってくれた新設のグラウンドは、芝生の状態もよく、気持ちよくトレーニングができます。
じっくりとウォーミングアップに時間をかけた後、ゲーム形式のトレーニングも含めて約1時間40分、汗を流しました。
南アフリカに入るまでは、ここサースフェーをベースキャンプとして、5月30日のイングランド戦はオーストリアのグラーツヘ、6月4日のコートジボアール戦はスイス・シオンへ移動し試合を行います。
(代表チームスタッフ)