試合前日となった15日、試合会場となるクリスタル・アレナで公式トレーニングを行いました。23選手全員でピッチコンディションを確認し、オランダ戦の戦術を最終確認しました。
トレーニング終了後に行われた公式記者会見でザッケローニ監督は「ただ守るだけはなくて、攻守にアグレッシブにやるのが日本のサッカーのスタイルだ」と強豪相手に自分たちのサッカーを出す試合にしたいと語りました。
明日のオランダ戦は、日本時間21時よりテレビ朝日系列で全国生放送されます。ぜひご声援宜しくお願いします。
(日本代表チームスタッフ)
ザッケローニ監督
オランダ代表にいかに対応するかを(メディアの)皆さんが聞きたい気持ちは分かりますし、周囲がそういう気持ちを持っているのは分かるのですが、我々はここに成長するために来たと思っているので、いかにオランダを止めるのか、ばかりを考えるのではなく、いかにオランダを苦しめるのか、を同時に考えなくてはならないと思うので、そういう意味でも攻守両方、自分たちが狙っていることをトライしていくべきで、攻守を通じて日本がどこまでできるかを見ていきたいと思います。日本代表のあるべき姿というのは、ただ守るだけはなくて、攻守にアグレッシブにやるのが日本のサッカーのスタイルだと思っています。
明日の試合については、我々のコンディションがいいことを祈っていますし、団結力、まとまりについては問題ないと思っているので、ポイントは我々がいかに自分たちのプレーを出すことができるか。また、それを高い精度で、迫力を持って相手に迫っていく事ができるのか、それが大切になってくると思いますし、当然、我々のリズムが上がらずに、狭いところ、狭いところに入ってしまっていくようでは相手の思うつぼにハマッてしまう。相手がオランダという力のある国ですから、時に我慢しなければならない時間があることは想定している。