いよいよ準々決勝。相手は地元カタール。
完全なるアウェー試合を前にザッケローニ監督は、
「片方のチームがホームならば、もう一方はアウェー。それはいつも同じ」と平然顔だった。
世界屈指のトップリーグのセリエAに身を置いて、期待に応えてきた名将にとってみれば、
当たり前のように存在したプレッシャーと、何ら変わらないのであろう。
日本はここ7試合で1試合しかカタールに勝利できていないが、この過去の勝敗も関係ないようで、
「選手も変わっているし、(試合中に)ボールがどちらに転ぶかで変わる。
ピッチ上では常に11対11だ」という言葉に、納得させられた。
一方で、「カタールには勢いがある。技術があり、フィジカルも強い。
今大会のカタールの試合は見ている」と、相手に敬意を表し、十分な分析を怠っていない。
「1試合目より2試合目。2試合目より3試合目。大会中に成長をしている」サムライブルー。
さらなる向上心をモチベーションに、ベスト4入りをまずは確実なものにしたい。
(日本代表チームスタッフ)