ウズベキスタン代表との試合の前日となった9月5日、チームは公式トレーニングを行いました。練習開始となった18時の段階では強い陽射しはなく、途中から照明が入りました。日本の練習が終わり、入れ替わりにウズベキスタン代表がスタジアムに入ってきたのが、明日のキックオフ時間の19時。かなり涼しく、日本の10月の夕方くらいのイメージでしょうか。
ウズベキスタン協会によると、明日の試合チケットは売り切れており、このパフタコルスタジアムは満員になるとのこと。2009年6月のワールドカップ最終予選の時と同じようにスタジアム内は完全なアウェーとなると思われますが、ザッケローニ監督、長谷部主将も「われわれのサッカーをするだけ」と言う通り、チームの力を発揮できれば、勝ち点3を持って日本に帰れると思っています。
日本時間で23時と遅い時間のキックオフとなりますが、日本から声援をよろしくお願いします。
(代表チームスタッフ)
ザッケローニ監督:予選を戦っていく中で困難があるのは想定内ではあります。だからといって、われわれのスタイルやサッカー哲学を変えようとは思ってはいません。アウエーでの戦いは1月のアジアカップ以来ですが、心身ともにコンディションはいい準備ができているので、われわれのサッカーをするだけだと思っています。
長谷部主将:ウズベキスタンでのアウエーは、ワールドカップを決めた試合でもそうでしたが、いつも苦しい試合になります。そのあたりはきれいなサッカーというよりも、泥臭さや球際であったり、気持ちの部分などが選手には求められていると思います。
ハードスケジュールですがコンディションを崩す選手もなく、練習前後には笑顔が多く見られるようにチームの雰囲気は明るい
今回チーム最年少の清武選手もはつらつとプレー。2試合連続で途中交代でピッチに立ち両試合ともアシストを決めている
今年からクロアチアリーグで戦っている伊野波雅彦選手。「激しいプレーが多いリーグなので毎試合が勉強になる」と充実ぶりを見せています。「一生に一度あるかないかのチャンスだと思って、持っている力を出したいです」と追加召集され成田空港で語った意気込みどおり練習から積極的なプレーを見せる増田誓志選手。2人は同い年の26歳。