6月4日のオーストラリア戦で5大会連続出場を決めた翌日、埼玉県内で行われた記者会見にザッケローニ監督と選手26人全員が出席しました。
大仁会長、原技術委員長が、関係者、ファン、サポーターへのお礼を述べた後、ザッケローニ監督は
「ここにいるメンバーだけにとどまらず、これまで一緒に戦ってくれたたくさんの選手にも感謝の意を述べたい。サッカーという競技はとにかく選手が主人公。彼らがいなければ成り立たないもの。彼らなしでは我々スタッフが頑張ってもいても成り立たないので、選手には感謝している。最後になるが、昨日のスタジアムのサポーターが作ってくれた雰囲気は、チームの後押しになりました。もはやサポーターは12番目の選手ではありません。我々はサポーターの後押しによって、ピッチの中で14人で11人の相手と戦っていると感じています」と語りました。
続いて長谷部キャプテンは
「一夜明けて、正直な気持ちはホッとしています。2年以上かけて3次予選から戦ってきた結果なので、素直にうれしいです。
ただ、選手自身が一番感じていることは、やはり世界で勝つためには自分達はもっともっと成長しなければいけないということ、それが選手が一番痛感していることなので、これからの1年、ワールドカップに向けても成長度をどんどん上げていきたいと思っています。
このチームの強みはチームワークだと思っています。今日ここにはいない予選を一緒に闘った選手達、スタッフ、全ての人がひとつになって戦えるのが自分たちの強みだと予選を戦って改めて感じました。
あとやはりサポーターの力というのはありがたく、すばらしいものだと実感しました」とチームを支えてくれた全ての人々に感謝を述べました。
その後、遠藤、本田、岡崎、今野、吉田、長友、香川ら各選手が予選突破の喜び、今後に向けての決意を語りました。約20分間の会見の動画はこちらでご覧いただけます。
日本代表チームは、6日夜に日本を発ちドーハへ向かい、11日にイラク代表とワールドカップ予選最終戦を戦います。この後、ブラジルへ渡り、FIFAコンフェデレーションズカップに参加。引き続き日本代表へのご声援を宜しくお願いします。
(日本代表チームスタッフ)