ワールドカップ最終予選の最後の試合となるイラク戦を翌日に控えた6月10日、日本代表チームは、試合会場であるアルアラビスタジアムで公式トレーニングを行いました。この日は、ドーハ合宿の期間中で最も気温が高く、また風も強く、明日の試合は厳しいコンディションになることを感じさせられました。
公式トレーニングに先立ち行われた記者会見には、ザッケローニ監督と遠藤選手が出席。
ザッケローニ監督は
「このグループでは我々日本が強さを見せて突破を決めましたが、ヨルダンで足元をすくわれたように、あのようなことも起こり得るので、自分たちが持っているすべてのものを出さないといけない。明日の試合は非常に暑くなることも予想されるし、先のオマーン戦でも経験しているが、暑さは不利に働く要素でもあるので、しっかりマネジメントしていきたい」と語り、チームに油断がないことを強調。
遠藤選手は
「自分たちはワールドカップ出場を決めていますが、明日は消化試合だとまったく思っていないし、高いモチベーションを持ってイラクと戦い、勝って最終予選を終えたいと思っています」
とあくまで勝利を目指して戦う強い決意を語りました。
岡崎慎司選手
「このままでは世界に勝てないので、世界を意識した試合をしたい。明日のイラク戦はしっかり勝って、コンフェデに向けていい状態でブラジルに行きたい」
ハーフナー・マイク選手
「自分はまだ予選の中でチームに貢献できていない。このままではワールドカップのメンバーに残れない。あと1年、しっかり成長できるように努力を続けたい」
(日本代表チームスタッフ)