朝5時過ぎにジャック・ロゲIOC会長が読み上げた「TOKYO 2020」。この瞬間をテレビで見ていた選手、スタッフも多く、朝食時は東京オリンピックの話題で持ち切りでした。
オリンピックの男子サッカー競技は、23歳以下の年齢制限があり、2020年に対象となる選手は、今回の日本代表チームにはいません。しかし、3人のオーバーエイジ枠での「東京オリンピック出場」の可能性は残されています。
長谷部誠選手は「食事の席で、皆、オーバーエイジを狙っていると話していました。僕はそれにはのれませんでしたが」とメディアの方々に笑顔でチームの様子を伝えていました。
長友佑都選手は「7年後なので僕も出たい。北京五輪で3戦全敗だったので、その苦い思い出を覆す意味でも出たい」と意欲を見せています。
北京、ロンドンと2大会連続で出場している吉田麻也選手は「自国開催という地の利があるので、メダルを狙うべき」と語っています。
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われわれ日本代表チームは、2020年の前に、2014年ワールドカップという具体的な目標があります。
そこで闘うためのチーム力を向上させるために今回も取り組んでおり、貴重な機会が明後日のガーナ代表戦です。
試合会場の横浜国際競技場で行われた今日のトレーニングは、時折、雷が鳴り響く、大雨の中でしたが、約70分間、集中して取り組むことができました。
この一日一日の積み重ねが、来年のワールドカップ、そして2020年東京五輪へとつながっていくと改めて感じることができた一日でした。
(日本代表チームスタッフ)