代表TIMELINE

1915-｜ 1920-｜ 1925-｜ 1930-｜ 1935-｜ 1940-｜ 1945-｜ 1950-｜ 1955-｜ 1960-｜ 1965-｜ 1970-｜ 1975-｜ 1980-｜ 1985-｜ 1990-｜ 1995-｜ 2000-｜ 2005-｜ 2010-

AFCアジアカップ2007予選

[ 2006.02.22 ] 横浜・横浜国際総合競技場（日産スタジアム）

日本代表

インド代表

1	前半	0
5	後半	0

小野伸二　32´
巻誠一郎　58´
福西崇史　68´
久保竜彦　79´, 93´
佐藤寿人　83´

日本代表			インド代表
GK	23	川口能活	GK	1	サンディップ･ナンディ
DF	5	宮本恒靖(Cap.)▼72' OUT	DF	3	ナンジャングド･シバナンジュ･マンジュ
DF	14	三都主アレサンドロ	DF	14	マヘシュ･ガウリ
DF	21	加地亮	DF	17	イルンバム･スルクマル･シン
DF	22	中澤佑二	DF	23	サンジブ･クマル･マリア
MF	8	小笠原満男	DF	41	プラディープ･ナドゥパルンピル･パパチャン▼82' OUT
MF	15	福西崇史	MF	4	メラジ･ウディン･ワドゥー
MF	18	小野伸二▼72' OUT	MF	7	メタブ･フセイン▼77' OUT
MF	35	長谷部誠	MF	18	アジャヤン･クリシュナン･ナイル
FW	9	久保竜彦	FW	10	サイード･ラヒム･ナビ
FW	36	巻誠一郎▼76' OUT	FW	15	バイチュン･ブティア(Cap.)
GK	41	下田崇	GK	22	カルヤン･チョウベイ
DF	2	田中誠	GK	28	イスラット･カマル
DF	24	茂庭照幸▲72' IN	MF	9	マンジット･シン▲77' IN
DF	25	村井慎二	MF	13	ビジェイ･クマル･ザビア
DF	31	駒野友一	MF	16	ルクラム･ジェームズ･シン▲82' IN
MF	4	遠藤保仁▲72' IN	MF	25	ダラムジット･シン
MF	19	本山雅志	MF	31	クティマニ･サンパトクマル
MF	30	阿部勇樹	FW	19	アブドゥル･ハキム
FW	37	佐藤寿人▲76' IN	FW	27	プラベーン･クマル
監督	ジーコ（ブラジル）		監督	サイード･ナイムディン

AFCアジアカップ2007予選結果

2006/02/22 横浜・横浜国際総合競技場（日産スタジアム）

日本代表

6-0

インド代表

2006/08/16 新潟・新潟スタジアム

日本代表

2-0

イエメン代表

2006/09/03 ジェッダ

サウジアラビア代表

1-0

日本代表

2006/09/06 サナア

イエメン代表

0-1

日本代表

2006/10/11 バンガロール

インド代表

0-3

日本代表

2006/11/15 札幌・札幌ドーム

日本代表

3-1

サウジアラビア代表

3連覇へ向けて、会心のスタートを切った日本代表

　アジア王者をかけた戦いがスタートした。今大会から前回大会優勝チームの自動出場権がなくなり、2004年の中国大会で2連覇を果たした日本代表チームも予選から出場することになった。

　2007年、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムで開催されるAFCアジアカップ。その予選が2月22日、アジア各地で開幕、アジア王者をかけた熱い戦いがスタートした。試合前、「大事な公式戦の初戦。何かを試すという気持ちは全くなく、とにかく勝ちに行く。その中で良いものが得られれば、当然ワールドカップにつながる」と、ジーコ監督は意気込みを語った。AFCアジアカップ2007の初戦は、日産スタジアム（横浜）で行われ、対戦相手はインド。日本のキックオフで試合がスタートした。センターバックには宮本と中澤が入り、左サイドには三都主が復帰。攻撃的MF小笠原と代表初先発の長谷部が、 2トップには18日のフィンランド戦に続いて、システム変更を行い、4-4-2となり、最前線には久保と巻が並んだ。

　序盤から、個と組織の力の両面で勝る日本が試合の主導権を握り、インドゴールに迫った。ところが、ゴール前を固めるインドのゴールを割ることができず30分が経過した。

　32分、インドの一瞬のミスを突いた日本が先制点を奪った。インドゴール前の混戦から、浮いたボールを巻がヘディングで競り勝ち、そのこぼれ球をインドDFがヘディングでGKへバックパス。ゆっくりと弧を描いたボールは、インドの最終ラインとGKの間に落ち、小野がすかさず反応して右足ワンタッチでゴールし、均衡を破った。このゴールはジーコ監督就任後の通算100ゴール目のメモリアルゴールとなった。

　後半に入っても日本のペースが続き、58分、小野のクロスに長谷部がワンタッチで合わせて放ったシュートがゴール前の巻に当たってゴールとなり、日本が追加点を挙げた。68分には右CKから三都主が上げたクロスをMF福西がジャンピングヘッドでゴールし、リードを3点に広げた。72分、ジーコ監督はMF小野を遠藤に、DF宮本を茂庭に交代し、76分にはFW巻に代えて佐藤を投入した。その直後の79分、日本は小笠原を起点に素早いパス交換で中央突破、最後は久保が強烈な左足シュートをインドゴールに突き刺した。さらに83分には途中出場の佐藤が代表初ゴール。ロスタイムにも久保がこの日2点目挙げ、インドに6-0で快勝した。日本はアジアカップ3連覇へ向けて幸先のいい白星スタートを切った。また、「選手が最後の最後までゴールへの意欲を持って戦ってくれたことに感謝したい」と、ジーコ監督は選手たちの労をねぎらった。