代表TIMELINE

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1915-1920-1925-1930-1935-1940-1945-1950-1955-1960-1965-1970-1975-1980-1985-1990-1995-2000-2005-2010-

AFCアジアカップ2007予選

[ 2006.09.06 ] サナア

公式記録PDF


イエメン代表


日本代表

0

1

0 前半 0
0 後半 1
GOAL 我那覇和樹 91´

メンバー


イエメン代表 日本代表
GK25サレム サイードGK23川口能活(Cap.)
2モハメド サレム4遠藤保仁
6サレムサイード・アブドラー(Cap.)14三都主アレサンドロ
10アリ アルノノ20坪井慶介
13アハメド アルワディ21加地亮
14アリ アルオムキ77' OUT30阿部勇樹
15アクラム アルウォラフィ36巻誠一郎93+' OUT
16モハナド ムンサル38田中達也46' OUT
23モハメド アルワ84' OUT45田中マルクス闘莉王
37ワシム アルコルイエローカード51羽生直剛73' OUT
41サレハ アルシェリ64' OUT55鈴木啓太
GK1ムアード アブドゥルワリGK43山岸範宏
5ヤセル アルバーダニ31駒野友一
8モハメド アルタホース35長谷部誠
9ラドワン ヤハヤ77' IN37佐藤寿人46' IN
19エサム アワン50中村直志
26ヤセル バスハイ64' IN52二川孝広
29ナシュワン アルハッガム58田中隼磨
42ハレド アルタヘシュ65我那覇和樹73' IN
43モハメド アルマング84' IN72梅崎司93+' IN
監督 監督イビチャ・オシム

AFCアジアカップ2007予選 結果

2006/02/22 横浜・横浜国際総合競技場(日産スタジアム)
日本代表 6-0 インド代表
2006/08/16 新潟・新潟スタジアム
日本代表 2-0 イエメン代表
2006/09/03 ジェッダ
サウジアラビア代表 1-0 日本代表
2006/09/06 サナア
イエメン代表 0-1 日本代表
2006/10/11 バンガロール
インド代表 0-3 日本代表
2006/11/15 札幌・札幌ドーム
日本代表 3-1 サウジアラビア代表

試合レポート

我那覇が決勝ゴール。苦闘を制し本大会出場へ大きく前進。

 AFCアジアカップ2007予選の第4戦となるイエメン代表戦が6日、イエメン・サナアのAli Mohsen Stadiumで行われました。日本代表は試合を終始支配しながらも、高い標高、荒れたピッチコンディションといった厳しい条件に苦しみましたが、後半ロスタイムに、巻の落としたボールを我那覇がゴールに流し込み、1-0で勝利しました。

 オシム監督就任後、初の黒星となったサウジアラビア戦から中2日。日本代表は、酷暑のサウジアラビアから、標高2300メートルのイエメンのサナアに移動し、AFCアジアカップ2007 予選4試合目となるイエメン代表戦に臨んだ。酸素の薄い高地、荒れたピッチコンディションといった厳しい環境の中、イエメンのキックオフで試合は始まった。

 オシム監督は、3日のサウジアラビア戦から駒野を下げ、羽生を先発で起用した。GK はキャプテンの川口。ディフェンスには、前線でワントップ気味に張るアリ・アルノノを、闘莉王と坪井がケアし、両サイドには、ここ数試合攻撃的なミッドフィルダーとして起用されてきた三都主と加地が入った。2人は高い位置にポジションを取り、チャンスメイクを担う。センターハーフはこの日も鈴木と阿部の 2人に任された。阿部は、時にディフェンスラインに入り、三都主の裏のスペースをカバーする。攻撃的なミッドフィルダーには、遠藤と代表初スタメンとなる羽生が入り、ツートップには巻と田中達のコンビがイエメンゴールに迫った。

 試合は、静かな立ち上がりをみせる。両チームとも10分過ぎまでシュートがない展開が続いたが、10分にイエメンのアルワがオープニングシュートを放つと、負けじと日本も11分にロングボールのこぼれ球を巻がペナルティエリアの外から狙う。26分には細かいパスワークから田中達が左足でミドルシュートを放ち、続く27分に左から右への大きなサイドチェンジから、遠藤が攻撃参加してきた闘莉王に惜しいクロスを送る。単純に自陣で守るだけではなく、ハーフウェイラインを越えると縦へのボールに対して激しくチャージしてくるイエメンの守備に日本は苦しめられる。また、グラウンダーのパスを出そうとしても、ボールが大きく跳ね、ボール処理に戸惑うシーンが数多く見られ、日本はなかなかチャンスを作り出すことができなかった。 そのような中、日本に決定機が訪れる。32分、右サイドを抜け出した田中達からの速いクロスボールがフリーの巻へと通る。巻は身を投げ出して得意のヘディングシュートを放ったが、ボールは無情にもゴールポストをかすめて、外れてしまう。その後にも、巻は中盤からのスルーパスに反応し右足でゴールを狙うが、相手ディフェンスの体を張ったブロックに防がれた。前半終了間際の45分には、羽生のクロスから田中達、遠藤とつなぎ、最後は加地が右足を振り抜いたが、ボールは大きくクロスバーを越えていった。ほどなく前半は終了し、0-0のまま試合は折り返すことになった。

 ハーフタイムで、オシム監督が動いた。田中達に代えて佐藤寿を投入。ホームでのイエメン代表戦でも得点をあげている佐藤寿は、出場直後から積極的にミドルシュートを放つなど、攻撃の活性化を図る。さらには、空中戦から巻、闘莉王らが高さを武器にイエメンゴールに迫った。対するイエメンは、前線の人数を増やし、プレッシャーを強めてきた。苦しいゲーム展開の中、ようやくこの日2度目の決定機が日本に訪れる。72分、中央からドリブルで切り込んだ遠藤のパスを巻がスルーし、ボールは佐藤寿のもとへ。佐藤寿は再びフリーとなった遠藤へと折り返したが、遠藤のシュートは大きくゴールラインを割った。73分には、疲れがみえ始めた羽生に代えて我那覇をピッチへと送り込み、3トップ気味の布陣とする。85分には、左サイドを突破した佐藤寿のクロスから我那覇がヘディングシュート。しかし、ジャストミートせず、枠を捉えることができなかった。5分を切り、日本はパワープレーに突入。闘莉王、巻、我那覇といった長身の選手を前線に並べ、ロングボールを入れ始める。

 そして迎えたロスタイム。そのパワープレーが結実する。坪井が入れたロングボールを巻がヘディングで落とす。走り込んできた我那覇はキーパーの動きをよくみて、右足でゴールへと流し込んだ。歓喜の青い輪がサナアの高地に花開く。4分間のロスタイムの終盤には、19歳の梅崎がピッチに立ち、代表初キャップを刻んだ。その梅崎が柔軟なボールキープを披露した直後にタイムアップのホイッスル。日本は貴重な勝利を掴み取った。

招集メンバー

川口能活KAWAGUCHI Yoshikatsu

  1. 1975.08.15 
  2. 180cm 77kg
  3. スウェーデン戦(1997.02.13) 第28回キングスカップ 
  4. 94(-87)
  5. ジュビロ磐田 

加地亮KAJI Akira

  1. 1980.01.31 
  2. 177cm 73kg
  3. チュニジア戦(2003.10.08) 国際親善試合 
  4. 47(1)
  5. ガンバ大阪 

坪井慶介TSUBOI Keisuke

  1. 1979.09.16 
  2. 179cm 67kg
  3. パラグアイ戦(2003.06.11) キリンカップサッカー2003 
  4. 38(0)
  5. 浦和レッドダイヤモンズ 

田中マルクス闘莉王TANAKA Marcus Tulio

  1. 1981.04.24 
  2. 185cm 82kg
  3. トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 3(0)
  5. 浦和レッドダイヤモンズ 

羽生直剛HANYU Naotake

  1. 1979.12.22 
  2. 167cm 63kg
  3. イエメン戦(2006.08.16) AFCアジアカップ2007予選 
  4. 2(0)
  5. ジェフユナイテッド千葉 

鈴木啓太SUZUKI Keita

  1. 1981.07.08 
  2. 177cm 67kg
  3. トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 3(0)
  5. 浦和レッドダイヤモンズ 

遠藤保仁ENDO Yasuhito

  1. 1980.01.28 
  2. 178cm 75kg
  3. アルゼンチン戦(2002.11.20) キリンチャレンジカップ2002 
  4. 42(3)
  5. ガンバ大阪 

阿部勇樹ABE Yuki

  1. 1981.09.06 
  2. 177cm 77kg
  3. カザフスタン戦(2005.01.29) キリンチャレンジカップ2005 
  4. 9(1)
  5. ジェフユナイテッド千葉 

三都主アレサンドロSANTOS Alessandro

  1. 1977.07.20 
  2. 178cm 69kg
  3. ウクライナ戦(2002.03.21) キリンチャレンジカップ2002 
  4. 78(7)
  5. 浦和レッドダイヤモンズ 

巻誠一郎MAKI Seiichiro

  1. 1980.08.07 
  2. 184cm 81kg
  3. 朝鮮民主主義人民共和国戦(2005.07.31) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会 
  4. 13(3)
  5. ジェフユナイテッド千葉 

田中達也TANAKA Tatsuya

  1. 1982.11.27 
  2. 167cm 63kg
  3. 朝鮮民主主義人民共和国戦(2005.07.31) 東アジアサッカー選手権2005決勝大会 
  4. 5(1)
  5. 浦和レッドダイヤモンズ 

佐藤寿人SATO Hisato

  1. 1982.03.12 
  2. 170cm 68kg
  3. アメリカ戦(2006.02.10) 国際親善試合 
  4. 9(3)
  5. サンフレッチェ広島 

我那覇和樹GANAHA Kazuki

  1. 1980.09.26 
  2. 182cm 77kg
  3. トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 2(0)
  5. 川崎フロンターレ 

梅崎司UMESAKI Tsukasa

  1. 1987.02.23 
  2. 167cm 63kg
  3. イエメン戦(2006.09.06) AFCアジアカップ2007予選 
  4. -
  5. 大分トリニータ 

山岸範宏YAMAGISHI Norihiro

  1. 1978.05.17 
  2. 185cm 84kg
  3. - 
  4. -
  5. 浦和レッドダイヤモンズ 

中村直志NAKAMURA Naoshi

  1. 1979.01.27 
  2. 176cm 72kg
  3. トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 1(0)
  5. 名古屋グランパスエイト 

二川孝広FUTAGAWA Takahiro

  1. 1980.06.27 
  2. 168cm 63kg
  3. ガーナ戦(2006.10.04) キリンチャレンジカップ2006 
  4. -
  5. ガンバ大阪 

田中隼磨TANAKA Hayuma

  1. 1982.07.31 
  2. 174cm 64kg
  3. トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 1(0)
  5. 横浜F・マリノス 

小林大悟KOBAYASHI Daigo

  1. 1983.02.19 
  2. 178cm 70kg
  3. トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 1(0)
  5. 大宮アルディージャ 

長谷部誠HASEBE Makoto

  1. 1984.01.18 
  2. 179cm 72kg
  3. アメリカ戦(2006.02.10) 国際親善試合 
  4. 4(0)
  5. 浦和レッドダイヤモンズ 

西川周作NISHIKAWA Shusaku

  1. 1986.06.18 
  2. 183cm 79kg
  3. - 
  4. -
  5. 大分トリニータ 

山瀬功治YAMASE Koji

  1. 1981.09.22 
  2. 173cm 70kg
  3. トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 1(0)
  5. 横浜F・マリノス 

伊野波雅彦INOHA Masahiko

  1. 1985.08.28 
  2. 179cm 73kg
  3. - 
  4. -
  5. FC東京 

小林大悟KOBAYASHI Daigo

  1. 1983.02.19 
  2. 178cm 70kg
  3. トリニダード・トバゴ戦(2006.08.09) キリンチャレンジカップ2006 
  4. 1(0)
  5. 大宮アルディージャ 
  1. 生年月日
  2. 身長 体重
  3. 日本代表デビュー
  1. インターナショナルAマッチ(FIFA公認国際試合)出場数(同得点数)
  2. 所属クラブ

※ インターナショナルAマッチ出場数、得点数は2009年


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