6月16日(水) ジョージ
移動がない午前中は初めてである。メールチェックしながら、洗濯しながら、このマッチフラッグタイムズの写真 と原稿を選びながら、あっという間にお昼になった。部屋にはMF用に持ってきたロープに洗濯ものがかかっている。
プレスセンターに行き、オラン ダ戦のマッチフラッグの繋ぎ作業を始める。
4枚 ひと組で一つの絵柄になる。昼食後のTBSのスタッフに声をかけたら快く手伝ってくれた。中島さん宮崎さんありがとうございました。
練習グランドのバックスタンドに飾り付けを始める。風が強く苦戦するがなんとかオランダのマッチフラッグの設営がおわる。ゴール裏にはカメルーンとのマッ チフラッグを設置。
今 日の練習はフルメンバー。ランニングでスタンド付近に選手が走りすぎると、報道カメラマンたちのシャッター音がバシッバシバシと選手の足音と供に静かなグ ランドに鳴り響く。天気は曇り、一段と冷えている。雪が積もっていた山頂は雲に隠れて空が低い。しかし日本チームのムードはこんな天気はお構いなしの気合 い充実ムードである。スタンドにはビッグユニフォームも飾られ、ブルークロウのパネルもある。マッチフラッグを含めて、実際のサポーター達はここには来て いないが、ブルークロウを折った人たち、ビッグユニフォームに編み込まれた歴代の日本ユニフォームの想い、そしてマッチフラッグプロジェクトに参加した新 潟・水戸・東京・横浜・岐阜・金沢・福岡・太宰府・熊本・鹿児島・沖縄の人たちがしっかりと見守っています。
岡田監督もブルームフォンテーヌの バックスタンドの右のほうにあった。日本の試合のビデオを見ていたらマッチフラッグが映っていたぞ、とスタンドのマッチフラッグを指差しながら話してくれ ました。
メディアセンターでは人が一段と増えてきました。NHKの顔見知りのスタッフとも会ったり賑やかになってきました。その分ものものしい 警備員も増えてきた。みんな一体になってアジア代表である日本代表チームを応援している。
(文責:日比野克彦)
<<前の記事 次の記事>>日比野克彦